先日のswiftcampout in 北海道チーム、ガイドをしてくれたブラッドさんの駆るSURLY LongHaulTracker、フレームサイズが大きいけれど26インチホイールだったり、
太いタイヤを履かせる為にVブレーキで2×9のバーコンでブラケットレバーというアセンブルだったりと、
スタイルを優先して形になったというよりかは必要な機能を盛り込んだ結果スタイルになっているという、
SURLYを体現したようなバイクで心を鷲掴みにされました(バイクもそうですがブラッドさんの人柄があってこそなんですけども)。
ツーリングモデルであるLHTを北海道の広大な自然の中で”グラベルロード”としてバシバシ乗りまくっているところに非常にグッときました。(1日200kmとか走っちゃうらしい)
そんなリアルサイクリストが乗る、道具としてガンガン使われている自転車だからこそ、
メカニックで飯を食っている身として目を光らせて色々なところバイクチェックしちゃいます。
ライダーとしての視点でのギア選びって参考になるんですよね。
ん?
んん?
上りのグラベルや開けた農地なんかでよく上ハンドルを握っていたブラッドさん、
よく見たらPaulのcross lever使ってる。(というかベルの付け方がダーティーで笑う)
上ハンにブレーキレバーを追加できるという代物なのですが、基本的にはショートプル、キャリパーブレーキやカンチブレーキ専用の作りになっているものばかり。
ブラッドさんのLHTはVブレーキなので基本的には使えないものですが、PaulのクロスレバーはVブレーキやマウンテンディスクブレーキの引き料のロングプルにも合わせられる機構になっています(気が利き過ぎている)。
製品としてはすごくニッチなんだけれど、そんな隙間パーツだからこそ継続して作ってくれるPaulってやっぱ凄いしリスペクトしちゃいますね。
彼の地のリアルライダー達のバイクを見ると度々クロスレバーを使っていたりして、モノの格好良さから好きになって以前買ったことがあるのですが最近ご無沙汰気味。
でもブラッドさんが使っているのを見てかっけぇ!また使おう!と思った一コマでした。
やっぱ素敵な人が使っているものって素敵に見えちゃうよなぁ〜!