このバイクのお陰で月に一回は近くの山に遊びに出掛けています。
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自然の中でリフレッシュを~じゃなくて、野山を駆ける行為にスリルを感じたいから乗っている節があります。昔はこうじゃなかった。
年を重ねるごとに臆病になっていく自分を奮い立たせたくて、今マウンテンバイクが純粋に楽しい。
と共に、今巷で出回っているマウンテンバイクが気になっています。職業病でもあり、進化にちゃんとついていきたい。
CRUST BIKE SCAPE GOAT←このモデルはちょっと曖昧だけど、CRUSTの中ならそのカテゴライズで良いかも…。
僕らのお店で取り扱いがあるマウンテンバイクって言えばこの5車種。ファットバイクもそのカテゴリーに入れさせてもらうと7車種ぐらい?
こうやって列挙したけど、これ以外のモデルや車体が、山やダートで調子良くないとかって意味では決してないのでご安心を。
(コレはブリッジクラブ。設計図を見てみるとCRUSTのSCAPE GOATに近い。けどあるところにちょっとした違いがあります…。)
形は似て見えても、設計の数値でマウンテンバイクっぽいのとロードっぽいのがあって、それで何となくの区分けが実はあるのです。今日はそれをざっくりとお話。
例えばcrustのscape goatとbombora。設計図を並べてみると、
SCAPE GOAT
BOMBORA
トップチューブの長さが大きく違うのと、BBの高さや、シートチューブ、ヘッドチューブ(フォークが付くとこね。)の角度が微妙に違うのが見て取れると思います。
大雑把に言うと、前傾姿勢になるか、後傾姿勢になるかがフレームによって違う訳です。
ヘッドチューブの角度は諸説ありますが、下りの際に安定する角度を模索していくと、どんどん傾きが寝る様になったと言われています。今の旬は67~69度ぐらいが良いらしい。
(マウンテンバイクの中でもジャンル分けがあって、ジャンルによって異なっていましたが、今はオールマウンテンと言われる下りも登りも行けまっせ的なやつだと、ヘッドチューブ角は寝ているものが多いです。)
BBの高さは、超単純に荒れた道でペダルが障害物に引っかからぬ様に高くしたというのがきっかけ。
ですが高くすれば良いってもんじゃない。安定感の不安や、何よりサドルとの兼ね合いが強い部分なので、チグハグなサドル高になってしまったりと弊害もあり、歴史で徐々に低くなっています。
(この数値もタイヤサイズやサスの有り無しによって違いがありますが、カラテモンキーなどのハードテールのフレームだと、bb drop 40㎜~60㎜ぐらいの幅の中で納まっています。)
個人的には低いとフロントアップの際の反応にちょっともたつきを感じるので、ちょっとでも高めが好みなのが最近分かりました。
もしかしたらマウンテンバイクっぽく乗れるのでは…、と思って組んだ我がドリーマーも、
ごつごつの荒れた下りをかっ飛ばすのに少し勇気が必要だったのは、その微妙な数値の違いからだったと組んでから気が付きました。
この経験は、「自分がどう乗るか。」を明確に分からせてくれた良いきっかけになって、
「グラベルバイク」と「マウンテンバイク」の境目について考える様にもなりました。
やばい、レビューじゃないかも。
要するにマウンテンバイクめっちゃ楽しいですよ!!