ラジアル組とはハブから放射線状にスポークが伸び、スポーク同士が交差しない組み方の事を言います。
スポークは交差していた方が強度が出て捩れにくいホイールが出来上がるのですが、
ラジアル組は交差しない分、スポークの長さが最小限で済む為、クロス組より微量ではありますが軽量になります。
フロントホイールに主に使われます。
横剛性が劣る為、リムハイトを高くしたり、ハブのフランジ径を大きくしたりして出来るだけ剛性を高める方法もあります。
でもルックス的には、ハイトの低いリムにフランジも小さいものがスッキリしている見た目と、
このスポークのブワッと広がった感が出て個人的に凄く好きです。
剛性感を犠牲にした分、ニップルとスポークのネジ切り部分にしっかり緩み留めを塗って、テンションが緩まないようにしています。
スモールフランジはクロスで組んでもクッション感が心なしか出るような気がするので、もし気になる方は是非お試しを。