準備している始めの段階から東京まで帰ってきた瞬間まで最高だった先日のキャンプライド
この旅に使った自転車の装備などについて書いてみます。
初めて試したりした事もあるのでその感想なども。

↓東京から富士山を目指したキャンプライドの道中編はコチラ。
>>>> TOKYO to Mt. FUJI CAMP RIDE <<<<

CAMP RIDE from nb on Vimeo.

まずは自転車ですがシクロクロス、MTB、トラックバイク、BMXなどを持っているんですがどれもキャリアダボの無い自転車。
なのでパニアをつけるという選択肢がありませんでした。
実際には付けようと思えば付けれるんですけど、やってみたい事があったんです。
ツーリングからダートライドも全部楽しみたいという事で選んだ相棒はコイツ!
GEEKHOUSEMTB”WORMTOWN”
*GEEKHOUSE* wormtown complete bike
ノーマル状態は↑こんな感じ。
スタンダードなリジッド26inch MTBですね。
ダボ類の一切無いマウンテンバイクにどうキャンプ用品を積むかというとフレームバッグを複数使うバイクパッキングという手法。
なんでまたそれにしたかったかというと単純にカッコいいから!イカスんですよコレが!
そんなイカスMTBが集うのがTOUR DIVIDEっていう世界でもトップクラスの超ハードなレース。
アメリカを上から下までカナダの国境からメキシコ国境までロッキー山脈を縦断する
走行距離4,418km獲得標高60000m、そしてステージレースではないので走る事から補給、
キャンプのすべてを自分ひとりで行わなければいけないというクレイジーすぎる内容。(いつかチャレンジしてみたいぜ)
と、長くなるのでこの辺で割愛しますが、簡単に言うとキャンプしながら走るレースなんです。

↓こんなバイクで走るのです。
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イカス!

そんな訳でTOUR DIVIDEのバイクを参考にこんな感じにマイバイクをセットアップしてみました。↓
CAMP RIDE
CAMP RIDE

カッコよすぎるぜマイバイク。

これらのバイクパッキングに使われるバッグの代表格といえばREVELATE DESIGN
サドルバッグとハンドルバッグはREVELATE DESIGNをチョイスしました。
フレームの前三角にはFAIRWEATHERの新作のフレームバッグをチョイス。
基本的にバイクにつけたバッグはこれらの4つのみ。
あとは小さいハイドレーションパックを背負うだけで自分はほぼ身軽な状態で乗りました。

どのバッグに何を入れたかなども詳しく書いてみます。
まずはサドルバッグ。
もう説明不要的な名品、*REVELATE DESIGNS* viscachaです。
CAMP RIDE
とにかく大容量なこのバッグ。
防水なので濡れたくないようなものを中心に入れました。
一番奥から順にクッカー一式、食器類、着替えの服、インナーウェア、アーム&レッグウォーマー、タオル、輪行バッグ。
服とタオルはとにかく小さく圧縮。
もっと詰めればまだ入りそうな感じでした。
CAMP RIDE
ハンドルバッグも同じくREVELATE DESIGNのSWEET ROLL。
メインバッグは完全防水、そして付属のストラップで大きなものでも割となんでも取り付けられる拡張性の高い作り。
初めて使いましたがこんなに便利とは思いませんでした。
メインバッグはやはり濡れたくないものを。
寝袋にタープ一式、にあまり取り出さない小物。
ハンドリングに影響するのでなるべく左右対称に重量配分しました。
ストラップで外側には仲間のテントの骨組みにマット、そしてゼッケンプレートみたいなまな板。
こちらもまだまだ積み方次第でもっと荷物を積めそうです。
ソロで行く場合はタープの代わりにテントだと思います。
途中での買出しでの食料はハンドルバッグの空いている部分にぶち込みました。
とにかく驚きはこの積載量で想像よりもハンドリングが良くて普通に乗れちゃう事。
トレイルで攻める走りは流石に危険ですがゆったり楽しむ事は全然できちゃいます。
CAMP RIDE
フレームバッグはFAIRWEATHERのFRAME BAG(上)とCORNER BAG(下)の2個。
上のバッグはライド中でも取り出すものを中心に。
iPhone、補給食、フィルムカメラ、携帯充電器、鍵。
そして長いので折りたたみ式のイスを。
下のバッグはBB付近に一番近いので重さのあるものを。
工具、GOPROバッテリー&メモリーカード、予備のフィルム1本、予備のチューブ、燃料のアルコール375ml、ナイフ。
どちらのバッグも防水なので特に袋などには入れていないです。
フレームバッグをつけるのでボトルケージが犠牲になるのでその点はハイドレーションパックに
*TWO FISH* the quick adapterでダウンチューブ下に予備のボトルでカバーしました。

フレームに取り付けバッグ系はこんな感じです。
初めてという事もあって詰め方に無駄がまだあるので突き詰めればもっと詰めるのは間違いないですね。
ちなみに背負ったハイドレーションパックには2Lのパックに一眼レフカメラ、レインウェア、財布などの小物という感じ。
体にはこれだけの荷物なので、自転車は流石に重いですが背負っていないぶん疲れ方が軽減されて楽でした。

自転車のパーツ系の装備は特に変えませんでしたが、唯一変えて最高のパフォーマンスを発揮したのはグリップ。
CAMP RIDE
普段から愛用しているERGONのグリップGS-1にツノの付いたモデルGS-2を使いました。
ツノなしでも最高なんですがこのツノ!あると無いとでは大違い!
自転車が荷物で重いので登りが本当にキツいんですがこのツノのおかげでめちゃ力が入れられます!
もうツノなしには乗れない!ってくらい気に入りました。

あとはコクピット周りですかね。
CAMP RIDE
ステムにはコースナビゲート用にGARMIN EDGE500、ライトは2つでLIGHT&MOTIONのURBAN400
市街地用にKNOGのBLINDER1、そしてGOPRO。
この沢山装備のつけたコクピット感はたまらないっすね!
LIGHT&MOTIONのライトの強力さは本当にライドの助けになりました。

とまあ自分の装備はこんな感じです。
仲間の自転車と比べて荷物を自転車の全体にまんべんなく重量を配分して積載しているので乗りやすいです。
見た目の重さよりも全然普通に乗れる!っていうのが感想ですね。
ファットバイクやカーゴバイク、ロングテールバイクなんかに乗ったときの印象に近いような感じですかね?
何も積んでいないときよりは乗り心地はやはり悪いですけどね。
200km超のライドでも全然行けると思います。(超頑張らないとだけど!)
やはりパニアだけとかでリアに集中してしまったりすると乗っていて挙動に不安を感じる部分は少なからずあるので
この点はバイクパッキングの良さだと思います。
欠点はリアラックとかみたいに荷物を上に乗せたりできない事。
基本的にバッグ内に入れるという感じなので、入りきらないものは載せにくいというという事ぐらいでしょうか。
良く考えられてます!
ミニマルにコンパクトに行くなら良いチョイスですね。

自転車でのキャンプライド本当に楽しいので興味があれば是非お試しあれ!
この装備で1泊2日ですが、まあ1泊も1週間もあんまり変わらないと思います!
長いエントリーになりましたが参考になれば嬉しいです!

最後に今回の旅の仲間のバイクチェックワンツー!
CAMP RIDE
しんぺいちゃんのSURLY CROSS CHECK!
一番サイクル野郎VIBESでてますね。
良い具合に味の出たFAIRWEATHERのパニアバッグがイカす!
これだけ積んでも不安を感じさせない安定感のある走りは流石CROSS CHECK。
自転車は軽さがすべてじゃない。必要な重さもあるってことです。
やっぱり良くできてますねSURLY。

CAMP RIDE
謎のハイブリッド感なダンカン号。
昨シーズンからシクロクロスレースに使っているバイクにたまたまフェンダーダボがあったので
キャリア付けられるじゃん!いけるっしょ!というノリで即席ツアラーカスタムしてできました。
今回のメンバー内最軽量バイク!
リアに荷物積みすぎて登りでフロントが浮くという技をメイク!

CAMP RIDE
最後はドシブなウボタのGARY FISHER。
一番正統派ツアラー感!
NITTOのパープルのツノ!モンベルのパニア!アルフィーネ内装ハブ!
などなど色々と突っ込みたくなる要素満載。
イカす!
その一言ですな!

CAMP RIDE

次はどこにキャンプしに行こうかな!