PARTSLIST
Frame : | *ENVE* melee | |
---|---|---|
Wheel : | *ENVE* ses 4.5 | |
Stem : | *ENVE* integrated aero road stem | |
Handle : | *ENVE* ses ar handlebar | |
Seat post : | *ENVE* aero seat post | |
BB : | *CHRIS KING* | |
Bartape : | *MASH* binary bar tape + end plug set | |
Bottlecage : | *ENVE* lightweight carbon cage |
アメリカ・ユタ州オグデンにあるカーボンコンポーネントブランドのENVE composites。
僕たちが扱うクロモリフレーム、特にハンドメイドビルダーとの親交が深くスピード感あるバイクにはENVE製品が使われているのを目にする機会も多いはず。
カーボンパーツのスペシャリストが作る最初のフレームから、1年ちょっとの時を経て登場したのが「MELEE」です。
初回分で日本国内に入荷してきた本数はわずか12本。。瞬く間に完売し幻のフレームとなっていました。
それからさらに1年、待望の再入荷をするとの情報が入り、春先から新たなロードバイクが欲しくなっていた僕と大地はオーダーをすることに。
そして夏頃からパーツを集めて、遂に全て揃い組み上がった俺のMELEEを紹介させて下さい。
フレームセットにフォーク、ヘッドセット、ステム、シートポスト、そしてSES AR ROAD HANDLEBAR(単体で買うと¥74,800!!)が付属しているのでほとんど完成してるようなもんです。
ホイール周り、コンポーネント、BB、サドル、バーテープさえ決めてしまえばOK!
ホイールはENVE SES4.5 リムハイトがフロント50mm、リア56mm。
リム内幅25mmでタイヤが27~55cまで対応と、MELEEの推奨タイヤ幅27~32cにドンピシャなサイズになってます。
タイヤは巷で評判の良いCONTINENTAL GRAND PRIX 5000S TRの28c。
正直もう少しリムハイトの低いSES3.4と悩んでいたのですが、パーツを選んでるタイミングでツールドフランスが開催されていて2020,2021年の総合優勝、2022,2023年の2位と近年の活躍が目覚ましいタデイ・ポガチャルがほとんどのステージで同じホイールを使用していたのがきっかけ。
リムハイトが高いホイールだと重量が増すのですが山岳ステージでもお構いなしに使っていたので、登れてエアロ効果も高いならと即決しました。
サドルはFIZIKのVENTO ANTARES 00。こちらは2年連続でポガチャルを抑え総合優勝したヨナス・ヴィンゲゴーの使用するモデル。
コンポーネントはここまできたら妥協もできず。。
SHIMANO DURA-ACE Di2。
セミワイヤレス化されたこのDURA-ACEはワイヤー類がフル内装されるMELEEには組み付け、整備性も向上していて、それでいて変速性能がいいんだから文句無しです。
バーテープはMASH binary bar tapeをチョイスしました。
デザインはもちろん程よいクッション感のある厚みと今の時期グローブしていても、夏の汗をかいた素手でも滑らないしっかりとしたグリップ力は安心して使えます。
まだまだ乗り込めてもいないし、ポジションもしっくりきてないけど試しに走りに行ったヒルクライムのルートで、途中サドルの調整で止まったにもかかわらずあっさりとベストタイムを更新しちゃうポテンシャルにはびっくり。
フレーム剛性が高くて硬いんだけど、決して乗り心地が悪い訳ではなくて、踏み込んだ力が逃げない感覚は走っていて気持ちがいいです。
次は100kmオーバーの長い距離でどう感じるのか走ってみたいと思います。
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by ダンカン