ここ最近の通勤号はチューヤンさんに借りてるANTで自宅から通っています。
借り始めた頃はアップライトなポジションに戸惑い、僕のお尻とサドルとの相性は最悪でした

Cambium c17が付いていたのですが、サドル荷重になると尾てい骨が削れて無くなってしまうんじゃないかと思うくらい痛くて痛くて、
過去一痛かったと言ってもいいレベルでした。

流石に交換も考えたんですけど、この車体に合うサドル持ってないし、かといって新しく買うのもなんか気乗りせえへんしな~って思ってたんです。

サドル交換で相性が悪い時の改善方法っていくつかありますよね
サドル角度・レールの前後位置・サドルハイト・座る場所等々
でも、ブルックスのサドルのパッケージに書いてる一つの指標みたいなのがあります
それがコレ

そうです車体のスタイルによる乗車姿勢の指標
分かりやすく言うと背中の角度
同じ車体で角度だけ変えて乗ってみました。
45° ハンドル前方を握って気持ち前傾姿勢

60° グリップ部分を握って普段の乗車姿勢

90° ハンドルにはほとんど触れてるだけなのでこれじゃまともに乗れません

乗りなれているのが、ピストなのでサドルとハンドルの高低差がきつく常に前傾姿勢で乗る癖がついてしまってたんですよね。
ANTのサドルはc17なので60°が理想
ぶっちゃけ角度なんか気にして乗るのはめんどくせぃって思ったので意識を変えてみる事にしました。
椅子に座って自転車に乗ってるイメージ(俗にいうママチャリなどの一般車)

これがバッチシはまってしまった
一切の痛みがなくなって、むしろ座りやすいとすら思うようになりました。
痛みがある時からのポジションは全くいじらずにこれだけ乗り心地が変わったのは少し驚きました。
c13・c15・c17・c19(数字が大きいほど座面の横幅が広くてアップライトな姿勢に向いています)と言う4サイズに真ん中が穴あきのタイプもあったりで、より相性のいい相棒が選びやすくなっています。

恐らく、サドルの横幅が少し関係あるんじゃないかと推測
c17のサドル幅は167mm

サドル荷重の車体って座面が広い方がしっかり支えられるし負担が分散されるというメリットが
そこで、お店で取り扱いのある定番系サドルの横幅を比べてみました。
※実寸により多少の誤差はあしからず


1→*BROOKS* b17 flyer 圧倒的な広さで他を引き付けないあたりが革サドルの王者たる所以
2→*SELLE ANATOMICA* X2 leather saddle 革サドルの中でも最初から極上の座り心地を提供してくれます
3→*GILLES BERTHOUD* aravis open leather saddle 比べてみると革サドルでは細めのツーリングモデル
4→*CINELLI* unicanitor saddle Barry McGee 最近何かと話題のサンフランシスコのアーティストとチネリのコラボサドルは車種問わず使える万能選手
5→*WTB* pure-V race saddle BL special 硬すぎず、柔らかすぎで、スポーツ自転車が初めての方におススメ。
6→*SELLE ITALIA* flite 1990 saddle 僕も愛用しているfliteはさすがレースサドル。最細でした。

車体に合ったサドル選びが乗車中の快適さをより良いものにしてくれます。
一度自分のサドルと向き合ってみるのも良いかも知れませんね!!!!

番外編
幡ヶ谷の店内のどこかにあるこのサドル

KASHIMAXのFIVE GOLD
競輪選手御用達のサドルですね
このサドルの幅は驚異の120mm
パッドの硬さとその細いシルエットから付けられた名前は、、、


気になった方は探してみてください