歯数の少ない重いギアと、歯数の多い軽いギアの両刀使いが出来るフリーコグ、DOS ENO。

歯数の構成は16/18T、17/19T、20/22Tと、どれも2T刻みのラインナップ。

たった2Tの差じゃあ大して変わんないっしょ!、、、そう思っていた時期が私にもありました。

 

興味本位で買って、軽いギアの存在を忘れた頃にギアチェンジする場面に出くわしました。

出先でちょい乗りしている時に初見の山の登り坂、日も長いし行ってみるか〜と思って踏み込んでいくとなにこれ一生登坂が終わらない!し、ちんたら登ってたら日が暮れそう!熊&猿に襲われる!(土地柄そこそこガチ)

ってタイミングでそういや軽いギアがあったじゃない、とリアホイールの固定を緩め軽い方へチェーンを掛け変え。

この2Tが効く効く。スイスイ登れるわけではないけれど少し楽に登れました。

めちゃくちゃ楽になるわけではないのがポイント、むしろシングルスピードらしくて良い。でもその少しが本当に効く。

SURLYのCxC、stemarollerやMASH steelのような爪エンドのフレームの場合、車輪の位置とブレーキの位置関係が変わるのでブレーキ調整が必須。

フリクション(カチカチのない)のWレバーやバーコンを使いこなす感覚に近いかも?少し不便でアナログなものを手間も込みで楽しむ感覚。

 

チェーンを掛け変える時はギアの概念を作り出した先人達へ思わずリスペクトしてしまいます。

ギアードのバイクってすげぇ!!!