シクロクロスレースバイクでカンチブレーキの場合、ブレーキの効きを高めるには複数のポイントがあります。
・そもそものブレーキ本体の性能
・フォーク剛性
・チドリ
・ケーブルハンガー
上の二点は置いておいて意外とケーブルハンガーで変わったりします。
ケーブルハンガーはスモールパーツゆえ各社あまり注力して作っていないのでどれももっさりした鍛造製。
使っているアルミもそんなに良いグレードではないので柔らかくブレーキをグッと握るとかなりたわみます。
まあ何よりカッコいいのが全然ないですよね。
そんな中このPAUL COMPONENTがハンガーを出した時は衝撃が走りました。
品質が高く剛性の高いアルミを削り出したこのハンガーはまったくたわまずカチッとしたブレーキフィーリングをもたらしてくれます。
そしてカッコいい。
ブレーキがグレードの高いもの、フォークがテーパードだったらあとはこのハンガーに変えてあげればさらに性能を上げることが出来るでしょう。
44mmHTでもフレームに干渉せず取り付けが可能です。
価格が高いのが唯一の欠点ですが投資する価値のある性能です。