「アシ車 (足車)」と「趣味車」
車好き界隈ではよく耳にする言葉です。
日々の生活での利便性が重視される車が足車、乗ること自体が楽しく、空き時間にイジったり、週末のお出かけ、仲間とのツーリングなど、文字通り趣味として楽しむために所有している車が趣味車。
これって自転車界にもあるよなーって思います。
毎日の通勤も便利で快適に、ある程度スピードを出せて、ラックもつけて、長距離もいけて、山道も走れて…と、一台であんな夢こんな夢をカンペキに叶えてくれるスーパーバイクがあれば良いのですが、自転車に乗り出してから6年経った今、全てを一台で叶えるのは無理だと気付きました。
全てを何となくこなせる欲張りビルドはできます。
しかし、僕の経験上、結局どこかのタイミングでフラストレーションを感じ、どこかを変え、また別のシチュエーションで乗り心地の悪さ感じ、どこかを変え…を繰り返す。

例を出すならば、My Evasion。
泥遊びのための太いタイヤ、通勤時快適に乗るためのバックスイープ多めなハンドル、仕事で使うPCやその他の荷物を運ぶ為のラックとバスケットの欲張りセッティング。
通勤距離や時間帯、荷物の量、体力など、個人差あると思いますが、このセッティングで往復20kmの通勤は正直キツいと感じる場面も少なくなかった。
個人的に一番のフラストレーションが溜まったのは軽快さに欠けること。
Evasionは確かによく走るが、この自転車が一番得意としてるフィールドは「ダートツーリング」。大荷物を積んで未舗装路を旅をする設計のフレームであるため、コンクリ100%の20km通勤にはやはりスムーズさが足りない。凸凹が大きいタイヤだと尚更。
その時所持していたバイクは、シングルスピードか太タイヤという極端な選択肢しかなかった。

「もう、日々の生活で使うことに振り切った自転車組んじゃおう。」そう心に決めたタイミングで入荷したのがFairweather Dodoだった。
快適さにフルスウィングしたカンペキなセッティングで、生活の足としてしか乗らず、ほぼ弄らない「アシチャリ」。
遊びで使ったり「弄ってみたい」「このパーツ使ってみたい」などの好奇心を満たすための「趣味チャリ」。
用途がハッキリしていれば、日常と非日常の両方で小さなフラストレーションを感じることはない。
自転車を2台以上所有するのは簡単なことではないことも理解していますが、普段の生活でも遊びでも自転車に乗る方は確実に“乗り分け”をした方が、バイシクルライフがより豊かになると感じています。
(乗り始めてから8ヶ月。変更を加えた箇所はステムとシートポストのみ。)
このDodoこそがアシチャリに最高なフレームだと日々感じています。
そもそもフレームのコンセプトが「ランドナーベースのEverday Bikeフレーム」つまり「アシチャリ」として組むことにフォーカスし、前カゴ、泥除け、キックスタンドなど日常生活に欠かせないパーツが付けやすい設計のフレームになっている。
その上、必要とするパーツはほぼ全て昔から変わらず作られている規格のパーツなので、出先で何かが故障したとしても、街の自転車屋さんで修理してもらいやすいと思うので、色々と安心。

フェンダー(泥除け)を付けたとしても650x43Bという絶妙なタイヤクリアランスもお気に入り要素。
実際、このくらいのタイヤサイズが個人的には街乗りで一番乗りやすいと思います。整備がされていないガタガタのアスファルトも怖くなく、気持ちよくスイスイ走れる。すき。
やや長めなトップチューブ(股のすぐ下のチューブ)のおかげでホイールベース(車輪と車輪の距離)が広くなり、自転車の安定感が増す。そして、フレームのしなりが多くなることで、凸凹コンクリを走った際の振動をいなしてくれる。まるで、優しい先輩みたいなフレームなんですね。すき。
これらの要素と戻りが大きいゆったりハンドルなどを用いた組み方のおかげで、20kmの通勤がとても楽に感じる。所有してる他の自転車 (固定ギアや太タイヤバイク)で通勤より疲労感が全然違います。と自信持って言えます。


毎朝会社へ向かうまでの10km、仕事を終わりの疲れた体で我が家に帰るまでの10km、近所のスーパーへ向かうまでの数100m、近所の銭湯までの数km、晴れの日も、雨の日も、雪の日も。いつ乗っても快適、安心で便利な「アシチャリ」あると良いですよー。そういうバイク欲しかったんだよなー!とご検討されていた方は是非Dodoを選択肢に入れておいてほしいです。
もちろん、ビギナーさんのファーストバイクとしても最高なオプションだと思います。ブルーラグで扱う他のフレームより少し安いですし、比較的お求めやすい値段のパーツもたくさんあります。
現在店頭販売のみとさせていただいておりますが、気になる方はお気軽にお問い合わせくださいませ🙇
→ store@bluelug.com