RITCHEYの少しフレアしたドロップバーである”BUTANO”。


マイグラベルバイク且つツーリングバイクでもあるMod Zeroで長らく使っています。(写真はお客様のMod Zero)
モダンなバイクである程度ボリュームのあるオンロード〜グラベルタイヤを履いたバイクに案内しがちです。


クラシックニュアンスにしたいバイクにおいては曲げのシェイプがクラシックで馴染みの良い「と」形状のNITTO ALL ROAD BAR PLUSが自分の中で確固たる地位を築いてしまったので、
それまでそのポジションだったBUTANOが地位を譲ってすげ替えしました。「見た目も機能性だ」って自分が尊敬するサイクリストが言ってた気がします。
Butanoがダメってわけじゃなくて、単純にモダンな曲げのドロップバーよりALL ROAD BAR PLUSのこのクラシックなかたちが本能的に好きなんだと思います。
ただこの2つの名作ハンドルは系統こそ多少違えど似通っている部分があって、「①肩部分の快適性」「②ブレーキレバー部分の開き」「③”休憩区間”の存在」
あと両方通じて形が格好良いってのは言わずもがな。
①ハンドル肩部分は楕円形状になっており、手馴染みよく手のひらが”引っ掛かる”形で握りやすいです。
ただ手が小さい人は厚めのバーテープを巻いた時、全周少し太めなので握り辛いかもです。薄めにしましょう。
外周部分はハンドル中心の31.8mmクランプとほぼ同じ外周なのでどれくらい太いのかがよくわかるかなと。
②レバー部分の開きの塩梅はALL ROAD BAR PLUSよりも開きめで18°、
開きが大きいことによって、よりリラックスした手首の角度で握れてグラベル、ツーリングシーンでは安定するので調子良し。
逆にオンロードを立ち漕ぎしてグングン進みたい系の人は少しばかり力をかけづらいやもしれません。
オンロードでも基本座りっぱなしの人は○です。

「③”休憩区間”の存在」、これはどういうことかというと、
両ハンドル共にリラックスした姿勢で握る時の肩部分は手前に少しだけ戻ってきているんですよね。(上:all road bar plus 下:Butano)
これが地味ながらも効くスパイスなんです。
ブレーキレバーまでの距離感がより短いButanoは特にですが、リーチ(レバーまでの距離)が短いが故にこの部分がないとせっかくリラックスしたい時に握りたいのに、レバー位置と肩部分の距離感があまり変わらず、リラックスした姿勢が作り辛いということ。
ALL ROAD BARのすごいところはそれをクラシックなハンドルならではなリーチ長めの形ながらもその部分があり、イメージ以上にリーチが長くなってしまいいろんな意味でバランス悪くなってしまう。
手足が長くない僕らアジア人でも目にも使い心地にもバランスの良いクラシックなドロップバーとして使えるというところなんです。
あとButanoに限らずですがRITCHEYの上位グレードであるWCSシリーズ特有のこのカラフルなアルカンシェルロゴは無条件に格好良いよねぇ!!!というのは声を大にして言いたいですね。
このロゴは在庫限りになってしまうのでコックピットをこのWCSロゴで一揃えにするなら今のうち(モデルによってはもうできないかも)です。



