YANCOってどんなブランドなの?って個人的に深掘りさせていただきましたので皆様にも共有させていただきます!

▪️YANCOとは
LAにアトリエを構えるハンドメイドバッグブランド。ルーツを辿ると2006年に奥様のリズさんと「Yanco Pads」としてフレームパッドを製作していたのがYANCOの始まりのよう。

その後フレームパッドだけに留まらず、サドルバック・ハンドルバック・サコッシュ・ステムバック等々幅広く製品を展開し、現在に至るまで一貫してLAのアトリエからハンドメイドの作品を生み出し続けているそんなブランドでございます。

以前RADAVISTでヤンコさんのインタビューが記事になっていたのですが、「製品のアイデアはどこから得ているの?」の問いに対して以下のように答えていました。

【私は昔からバッグが大好きなんです。自分が使いたいものしか作らないんです。バッグ市場は飽和状態で、既に素晴らしいものがたくさん作られています。私は、既に成功しているものをもっと洗練させたいんです。】

※RADAVISTの記事はこちらから

「自分が使いたいものしか作らない」

しびれますね。。作り手が一番欲しいものを作っている。そんなメーカーが一番信頼できますよね。そりゃかっこいいバックが生み出されるわけです。

ちなみにYANCOには公式のインスタアカウントがあるのですが、どうやら2020年頃から動いていない模様。何かとSNSでのマーケティングが重要視される今の時代にそれに頼らず物作りをしている姿勢もいぶし銀でさらにこのブランドが好きになりました笑

▪️タグのアートワークについて

YANCOのアイテムについているこのタグ。
ヤンコさんのご友人のジェフ・マクフェトリッジさんが手がけたもの。

 

恥ずかしながら、自分はジェフ・マクフェトリッジさんのことをよく知らなかったのですが、どうやら相当すごい人のよう。

 

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Apple Watchの文字盤デザインを手掛けたり「かいじゅうたちのいるところ(映画)」のビジュアルデザインやら錚々たるアパレルブランドとのコラボなどなど。世界各国で個展が開催されるようなアーティスト。

そんなジェフ・マクフェトリッジさんはスケートボードとスノーボードがきっかけでマウンテンバイクに乗るようになり、レースに参加したり、自宅からスタジオまでは自転車で通勤していていたり、自転車の整備まで自分でおこなっているそう。

そんな彼もどうやら毎回のライドに必ずYANCOのバック持って行くらしい。アツい。

とざーっと書き連ねましたが、兎にも角にもヤンコさんがハンドメイドで1点1点丁寧に作られた作品にクラフトマンシップを感じながら、一期一会の出会いを大切に。ビビッときた方はぜひ店頭でもオンラインでもチェックしてみてもらえたら嬉しいです!!