飛行機輪行で 高松→小豆島→豊島→高松 とツーリング、
そんなプランで旅行をしてきました。

全道程、パートナーと二人で、基本的に自転車&船で移動です。

行くと決めてから2人分三日間の荷物どうまとめようかと考えていたところ、
chimney35のダイニーマが発売されるという社内のインサイダー情報を聞きつけました。

そして旅行前日、タイミングよくチムニーが目の前に入荷しちゃいました。
これは流れだ、とすかさず購入。気になるし。

実は既にバリスティックナイロンのchimney35も持っているのですが、、、(去年の尾瀬ヶ原にて)

ダイニーマ版は正統進化と言って良い出来だと感じたのでここにレビューします。

もっとダイニーマらしくペラペラしているイメージかと思いきや、
内部のライナー(バッグを構成している内殻)はしっかり残されていて、
これまでのchimney特有の形状&機能は落とすことなく健在。

ダイニーマになり400g軽くなりまして、気持ち楽になったかなぁという印象。

それこそ注意したほうがいいポイントは、”軽さこそ正義” みたいな、UL原理主義を突き詰めたいユーザーには向いていないと思います。

なるべくなら軽いほうがそりゃいいけど、今回は観光も含めたカジュアルなツーリング旅。
そこまでシビアな環境下ではありません。

それを踏まえるとライナーはダイニーマ化の際に無理して削ぎ落とさなくて正解だったポイントかと思っております。
ちゃんと中の荷物を保護してくれますし、少し硬めの存在感のダイニーマバックパックというのもなんだか良いですね。

なんなら僕はこのまま空港で機内預け入れしちゃいました。白ダイニーマだったので一瞬うろたえましたが、無事汚れることなく生還。

ツーリング中も、ヘタれたり荷重が偏ることもなく
ウレタンフォームが背中に対して均一に乗っかってくれるので、あんまり重さを感じなかったです。

そもそもダイニーマ以外でも変わらずですが、チムニーの荷重に関してありがたいのは「重心が高い」こと
腰より上の部分にバッグが乗っかるようなポジションを獲得しやすいのであまり重さを感じません。

うしろに寄らず頭上に重心が来る感じ、これ登山とか、歩荷とか、デスストランディングやってる人ならわかります(?)。

事実、旅行前のプランではそれぞれの島に着いたらコインロッカーに預けて、もっとイージーにツーリング楽しもうと思っていましたが、蓋を開けてみたら全道程通してずっと背負ってました。二人分3日間の全荷物詰め込んだままです。(暑かった三日間ですが、*BLUE LUG* meshenger pad LARGE  の活躍も大きかった。)

走行距離はそこまでとは言え、島特有のアップダウンに揉まれながらも苦には感じなかったことが今振り返っても不思議。

豊島ではチャリとは関係ない場所でバスケしたら右膝やられてしまうアクシデントも。

このあと無事そのまま島一周できました。

旅行あるある、初日にお土産購入してしまう失態なんかも無事かましたりしても大丈夫な容量はさすが。

(初日の小豆島で買ったラー油きくらげは本当にご飯が進みます。お立寄りの際はぜひ)

メインコンパートメントのロールトップも、ダイニーマ故か薄くなって折りたたみやすくなってる気がします。
バッグインバッグ追加でしたいと思った時に、無理な押し込みも必要なく収納できました◎

このようにスポっと飲み込んじゃう。(改めて写真で見るとホントなのか疑ってしまう)

かなり気に入ってます。

3日間の輪行ツーリングで大活躍するということが証明されました。