本日は今はなきCROSS CHECKに想いを馳せながら、僕がその後継機だと勝手に解釈している、CRUST BIKES EVASIONのお話を。

*SURLY* cross check (50)

僕はCROSS CHECKが大好きです、初めて同じもの2本欲しいと思ったフレームでした。
理由はこの”組み方試されてる”感です。
大昔にBlue Lugメカニック全員の師匠であるアゼミさんが、「SURLYをうまく組んで乗れるやつが一番かっこいい」と言っていたこともあって、なんでもできちゃうからこその何をするんだい?とこのフレームに言われている感じが好きです。

*CRUST BIKES* evasion (S)
僕のもう一本欲しい。という願いも叶わぬまま、数年前にCROSS CHECKは廃盤となりました。
今までCROSS CHECKが担っていた僕の欲求を満たしてくれるフレーム、今選べる中ではどれだ!と探し続けた結果、EVASIONに行きつきました。実はとても万能で、組んでおもろい乗って楽しい自転車。
これにはCRUSTのオーナーMattさん自身CROSS CHECKでのツーリングを参考にEVASIONを制作したという背景もあります。

僕はCROSS CHECKはサイズ50、EVASIONはSサイズに乗っています。
EVASIONを組んだ時、各サイズのジオメトリーと睨めっこして、90mmのステムでセットバックのシートポストを使って組めるようにSサイズを選びました。
多分僕の身長と股下だったら、これが正解です。
ドロップハンドルでもフラットバーでも無理なく様々なポジションが出せる。この考えは今でも変わりません。

が。

乗っていく中でEVASIONのSサイズってCROSS CHECKのサイズ46っぽいな?と思い始めます。
これは僕がCROSS CHECKを組むときに大いに悩んだ問題でもありました。僕の身長股下ではサイズ46に乗れる中で一番大きい人、サイズ50に乗ることのできる一番小さい人、いわゆる狭間の身長です。
CROSS CHECKを組んだ時はサイズ50を選び、短いステムにストレートシートポストのポジションを選択しました。

その時の悩みと全く同じことが発生。EVASIONのSサイズがCROSS CHECKのサイズ46に近いならば、一個大きいサイズはどうなんだろうか。
こうゆうときに大変助かるのがBIKE insights、様々なバイクのジオメトリーの比較ができます。

とういことで、CROSS CHECKのサイズ50とEVASIONのMサイズを比較してみました。

やっぱりね。なるほど。これはEVASIONももう一台欲しくなる系のヤツだ。
このフレームも俺を試してきてる、試されている!
あの時EVASIONを選んだ僕は間違ってなかった。だってまたこんなにも悩まされているんだから。