谷さん印の新作ドロップハンドル「ALL ROAD BAR plus」

 

製品化するまで谷さんと日東最強の刺客カトーさん(写真真ん中)とのミーティングを度々目撃していたわけですが。。。

(いつもお世話になっております)

ALL ROAD BAR +(PLUS)

細かいストーリーについてのは谷さんのブログを見て頂くとして、

今回は自分なりのこのハンドルのお気に入りポイントを。

このステム横、肩の部分。

ドロップハンドルには珍しく撫で肩且つ微バックスウィープ形状のこの部分。RB001やsyntaceの「あの感じ」。

ここの威力が凄まじく、RB001からこの手の自転車に入った自分にはやたら手馴染みが良い。あれ?どこかで会いましたっけ?あぁ〜、あの時でしたっけなんて憧憬すら思い浮かぶほどに。

稀代の名作ブルホーン2種に触れたことのある方はあぁっ!とフラッシュバックすると共に、ブレーキレバーを握ったらば本来リーチの長い脳内の「と」ハンドルとの握り位置のギャップ(イメージでは遠いはずなのに握ると近い)におぉ!?っと感じるはず。

そしてバーエンド部分が少し長いのはシャクった時に寸詰まりに見え辛く、美観に一役買ってくれるほんのちょっと、でも非常に効いてくる隠し味かなと。

「と」形のハンドル、世間一般でいうクラシカルな丸ハンの形状から、

monstercrossのようなリムブレーキのクラシックなバイクへの「美観」の馴染み良さはもちろんのこと、

モダンで少しシリアスめなバイクで使っても調子の良い、「機能」としての快適さ。

この完成度の高い形は考え抜かれた配合比率で醸造、熟成されたミソのような味わい深さ、どんな料理にでも溶け込んで美味しさを引き出すかのよう。

 

ストイックでないバイクのバーハンドルは全部get around barでいいんじゃないか、なんて思っている自分ですが、

ストイックでないバイクのドロップバーは全部ALL ROAD BAR +でいいんじゃないか、と感じています。

ドロップハンドルをはじめて握る方もそうでない方も味わってみて欲しいなと。