*SURLY* wednesday Size : S

FAT BIKE というカテゴリーを確立させた元祖はSURLYであって、だからこそFAT BIKE＝SURLYのFAT BIKEと言っても過言ではないのかもしれません。元々は彼らの本拠地ミネアポリスの凍った川の上を快適に走れるように開発されたこのタイヤの太さですが、最近は進化して未舗装未開発の土地のロングツーリングやトレイルライドでの活躍も期待できます。

この車体はメーカーがあらかじめパーツなどを決めて販売しているいわゆる完成車です。

FAT BIKEの場合、フレームやホイールの企画が少し特殊でバラから組むのがちょっと難しいので、今回は完成車をベースにペイント、ヘッドセット、ステム、ハンドル、シートポストなどなど、細かなところを自分流にカスタムしていく組み方です。完成車の決まったパーツの中の気になるところだけ変えていくスタイル。そんなペイントはもちろんCOOK PAINT WORKSで。つや消しの淡いブルーにCHRIS KINGのマンゴーカラーのヘッドセットをイン。このマンゴーカラー、実はもう廃盤くさいので、気になっている人はお急ぎください。ステム、ハンドルはTHOMSONにNITTOを合わせます。

タイヤは26×3.8という驚異の太さを誇る*SURLY* nate tireで。これぞFAT BIKEというような太さで男心くすぐります。車のタイヤより太い。車のタイヤのこと実はあんまり知らんけど。

ここまで太いタイヤを履くにはリムもFAT BIKE専用のものでないと対応できません。SURLYのMy Other Brother Darryl というリムです。SURLYからはいくつかFAT BIKE用のリムが出ていますが、どれも変な名前です。
それぞれの商品の名前の由来に関しては毎回僕も頭抱えるのですが、このWEDNESDAYは映画『アダムス・ファミリー』に登場する長女の名前に由来しているそうで、SURLYのもう一つのFAT BIKE PUGSLEYもアダムス家の長男の名前に由来している。ということらしいので、このリムの名前もそんな感じの理由だと踏んでます。つまりアダムスファミリー的解釈でいうとWEDNESDAYはPUGSLEYの姉ちゃんになるそうです。どうでもええわ。

by ウエンツ