Frame : | *CRUST BIKES* lightning bolt break away (M)
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Headset : | *CHRIS KING*
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Front wheel : | *SON NABENDYNAMO* SON delux × *VELOCITY* a23 rim
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Rear wheel : | *PHILWOOD* high flange track hub× *VELOCITY* a23 rim
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Tire : | *PANARACER* gravel king SK tire
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Crank : | *WHITE INDUSTRIES* eno single speed crank
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Cog : | *WHITE INDUSTRIES* eno single freewheel
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BB : | *PHILWOOD*
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Handle : | *NITTO* rivendell albastache bar
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Stem : | *NITTO* MT-32 low stack stem
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Saddle : | *BROOKS* cambium
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Seat Post : | *NITTO* S65
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Bar Tape : | *CAMP AND GO SLOW* western rattler bar tape
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Bar end : | *GILLES BERTHOUD* leather bar plugs
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Front Rack : | *PASS AND STOW* 5rail rack × *WALD* 137 basket
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Pedal : | *MKS* XC-III bear trap pedal
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Head light : | *SON NABENDYNAMO* Edelux II
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Stem bag : | *SWIFT INDUSTRIES* side kick pouch
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Saddle bag : | *SWIFT INDUSTRIES* zeitgeist bag | |
もうかれこれ長いお付き合いをさせて頂いていて、何台目のオーダーかもう覚えてない位の、Sグチさんのニューバイク。
シングルスピードは今まで何台も所有されて来たオーナー様ですが、やっぱりこのフレームは新鮮に見えて刺さった様です。
確かにランドナースタイルのジオメトリーのトラックエンドのバイクって稀有な存在。まったりなんだけどシャッキリな不思議な乗り心地はライトニングボルトならではかと。
パーツ載せ替えビルドなので概ね組む前から使うパーツは決まってました。
お気に入りのハンドルであるアルバスタッシュバーはサドルとイコールポジションになる様にコラムは長めに設定。長くなるなら折角だからコラムスペーサーでの遊び心は熟練度の高さが伺えます。
CAMP AND GO SLOWのバーテープ。仕上げの化粧テープが付属されないので麻紐andニスでフィニッシュ。GILLES BERTHOUDのバーエンドは真鍮がいいアクセントになるのでおすすめです。
以前のバイクは700Cだったのでハブ活かしのホイール組み替え。650Bのリムブレーキなんてかなり限られちゃうからA23は本当に優秀。
しかも今回は僕たちでカラーオーダーしたsteel grayを選んで頂きました。650BでもGOしてる辺りが手前味噌ながら流石。勿論CNC加工のしてあるMSWだからブレーキもしっかり当てれますよ。
ブラウンサイドのタイヤはMAXクリアランスの48Bで。初めての650Bなので目一杯太いタイヤを試してみたいとの事で。その探究心素敵です。
以前のバイクからの移動なので、塗った時は絶対にそんな予定じゃなかったはずなのに妙にこのフレームにバチッシハマったPASS AND STOWのラック。
ラックのペイントってハードル高そうですがハマった時のかっこよさはプライスレス。カラーチョイスのオーナー様のセンスに敬礼。
ダイナモハブとライトはもう説明不要な最強コンビでこのラックってなったら、もうロトの装備。(ドラクエわからない人ごめんなさい)
意外かもしれませんがライトニングボルトってリアラックのダボ無いですよ。積載はフロントのみになります。
なので今回の様にサドルバッグで積載力UPがベストかも。ポイポイ放り込める感じもラフに使えるから街乗りにも向いてるんじゃないかな。
アメリカンインポートパーツも以前から大切に使われてきた物。一度綺麗にして再組み付け。
こういった作業をする度に思うのが、長持ちしますよ〜とかセールストークしちゃいがちだけど、本当に良いパーツって良いよなーって思う訳ですよ。
確かにお値段は高いけどランニングコスト考えたら安いとさえも。そんでもって実際そういったパーツで組み上げたバイクってなんだか調子良いんですよね。
break awayの肝となる分割部。「まー、分割する予定なんてないんだけどねー。一ネタになるからねー」ってオーナーさん。
あー大丈夫ですよ。僕もそうですからって二人で笑いあいました。そうなんですよね。自分のバイクが分割出来るって事実がもうロマン。
実際に活用するかどうかは置いといて。物体としてかっこいい。それが理由でも大真面目にありだと思います。
そんなこんなで組み上がったライトニングボルトはお仕事での移動や、親子でのバイクに乗ってのお出かけに使って頂けてる様で何より。
予想以上にバイクが進んでくれる事に感動して頂けたので流石はCRUSTらしい味付けになってるんだろうなー。
これからのメインバイクになってくれたいいなー。
by デジタル