Frame : | *INDEPENDENT FABRICATION* club racer
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Headset : | *CHRIS KING* nothreadset 1 1/8 inch
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Wheels : | *CHRIS KING* iso disc hub × *PACENTI* forza disc rim 650b
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Stem : | *FAIRWEATHER* MT-31 side clamp stem
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Handlebar : | *SIM WORKS* little nick bar
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Brake Lever : | *PAUL* canti lever
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Brake : | *AVID* BB7SL
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Crankset : | *WHITE INDUSTRIES* VBC road crank set
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Shifter : | *PAUL* thumbies × *SHIMANO*
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FD&RD : | *SHIMANO* 105
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Tire : | *PACENTI* pari-moto
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Seatpost : | *NITTO* 83 seatpost
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Saddle : | *BROOKS* cambium C17 organic light
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Grip : | *ERGON* GS1
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Pedal : | *MKS* sylvan touring next
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Rack : | *NITTO* S-rack | |
アメリカはニューハンプシャーのハンドメイドバイクメーカー”Independent Fabrication”。モデルはCLUB RACER。
なぜこのモデルにしたかと言うと本家サイトのCLUB RACERの説明が最高だったから。
The Club Racer is the Swiss army knife of the IndyFab line up.(クラブレーサーは、インディファブのスイスアーミーナイフです。)
スイスアーミーナイフがどういった物かはわかりませんが多目的って事でしょうか?これがアメリカンジョークってやつですかね?
そしてこんな事も。The Club Racer makes an excellent commuter bike, rainy day trainer, or light-touring rig.(クラブレーサーは、優れた通勤自転車、雨の日のトレーナー、またはライトツーリングリグを作ります。)
あーあ、なんだ最高じゃんって思いました。
ビシッとシリアスなバイク(ロードバイクとシクロクロス)は持ってるし、力の抜けるゆったりはRIVのCHEVIOTがあるので丁度中間?が欲しかったのです。快速通勤号。毎日の相棒。たまにのライトな(ライトってとこ重要)ツーリング。
採寸してのオーダーバイクです。ドロップハンドル設定のジオメトリーが届きました。フラットバーで組みました。その方が毎日乗るには構えずに気軽に乗れるし。自由に楽しく。
ハンドルはSIMWORKSのlittle nick barにしました。マジでお気に入り。僕のバイクはサイズが小さいので見た目のバランスと使い勝手で650mmにカットして付けました。
ハンドル周りをスッキリしたかったのでシフターはPAULのthumbiesを採用。ローテク具合が気に入ってます。ブレーキレバーもPAULで合わせた時の無敵感が半端じゃないです。
グリップはドイツ発、人間工学パーツでお馴染みERGON。騙されたと思って使って欲しい。必要以上に力が入らずにハンドルを握れるんので通勤やらの街乗りにもぴったし。王滝なんかに出るMTBユーザーに支持されるのも納得の代物。
自分だけのオーダーフレームにマイデザインのラックを付ける事が出来るなんて。自転車屋さんで働き始めた頃の僕は思ってもいなかったでしょう。
勿論NITTOさんのお力をお借りして。ひとつ夢が叶った気分。偏に皆様方のお陰です。店頭でもお取り付けさせて頂いたり、オンラインストアで購入して頂いたり本当にありがとうございます。
因みに今回使ったリムはPACENTIのFORZA。最近取り扱い始めたリムですがもっぱらお気に入り。手頃な値段でありながら軽量。ディスクブレーキ用ならではのオフセットリムでしっかりしたホイールが組めます。リム幅も使いやすいし、マットな質感がお上品でどんなバイクにも似合いそう。オススメです。
IFはオーダー時に用意されてるカラーを選ぶ事も出来るんですが、僕らにはCOOKPAINTWORKSがあるので変態ペインター今野さんに無茶振りしてみました。
カラーのモチーフは、スウェーデン軍のスノーパーカー。雪用迷彩の少し汚い白。見事に仕上げてくれて頭上がんないっす。うすうす。
アドリブで差し込んでくれている王冠のブルーは僕の乗ってるスクーターと同じ色。そんな事されたら惚れてまうやろー。本来はデカールのロゴもペイントで再現してくれたスペシャルペイント。
WHITEINDのVBCは組む前からこれにしようって決めていました。やっぱりかっこいい。それに尽きます。
チェーンリングの組み合わせ次第でツーリングに適した構成に出来るのも魅力的ですし。普段使い&ライトツーリングが用途なので使い切れるコンポーネントって事で105で。今では貴重になったシルバーコンポを用意してくれているのがありがたい。
革サドルと悩みましたが雨の日通勤も考えてなるべく神経質にならない選択としてcambium C17を。フラットバーの様なちょい前傾バイクにも丁度いいサドル幅でお尻との相性ばっちし。
個人的にはお初だったMKSのNEXTシリーズ。ペダルのベアリングって正直体感出来る事って少なかったけど、これはすぐ分かります。
ペダルがトゥルトゥルだと本当にスムーズにペダリングに影響されます。僕の場合速く回せるってより体が疲れてる時でもペダルが後押ししてくれてる感覚。
そんなこんなで仕上がったIF。初めてのアメリカンハンドメイドバイク。そりゃーもうお気に入りですよ。HONJOのフェンダーも付けてるし雨でも張り切って通勤してます。
お気に入り過ぎてなかなか他のバイクに乗らなくなっちゃたの悩みですかね。強いて言うと。
オーダーメイドで気の抜けたバイクを組んでみたいなーって思ったのが始まりだったはず。贅沢だなーって思われちゃうかもだけど毎日乗るものだから自分の体に合ってる方がいいはず。
結果的に一番跨る回数が多いバイクになれば高い買い物じゃないはずだと思ってます。今はまだ新車感満載ですが、乗り込んで「アタリ」が出るのを楽しみにしてます。
by デジタル