| Frame  :  | *SURLY* disc trucker painted by COOK PAINT WORKS 
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| Headset  :  | *PHILWOOD* 
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| Wheels  :  | *WHITE INDUSTRIES* G25A rim × *WHITE INDUSTRIES* XMR disc hub 
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| Tire  :  | *TERAVAIL* cannonball tire 
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| Shift Lever  :  | *SRAM* RIVAL 
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| Crank  :  | *WHITE INDUSTRIES* MR30 crank set 
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| BB :  | *WHITE INDUSTRIES* BSA bottom brackets 
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| RD  :  | *SRAM* RIVAL 
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| Brake  :  | *SRAM* RIVAL 
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| Handlebar  :  | *NITTO* m137 dirt drop bar 
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| Stem  :  | *STEVE POTTS* 
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| Saddle  :  | *SOMA* okamie 
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| Seat Post  :  | *STEVE POTTS* 
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| Bar tape :  | *LIZARD SKINS* DSP 2.5 V2 bartape 
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| Rack :  | *SURLY* nice rack 
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| Pedal  :  | *CRANK BROTHERS* 
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| Fender :  | *HONJO* Painted by COOK PAINT WORKS 
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| Stand :  | *PLETSCHER* double kickstand 
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| Skewer :  | *PHILWOOD* quick release skewer |  | 
            
                      
今まで何台も軽くて速いスポーツバイクを乗ってきたオーナー、今までのバイクとは違い、ツーリングもできて、フェンダーがついているバイクを、というとっておきのオーダー。燃えました。
取り出したるは、HONJOのフェンダー、made in Japan。世界中で愛される最高のフェンダーです。
オーナーとパーツ決めのMTGにて企んだのは、フレームと一緒に、フェンダーもペイントするのはどうですか!というお話に。
選んでいただいたカラーは「マットチタン」。ガンメタの金属調塗装を艶消しマットで仕上げて、まるでビーズブラストしたチタンのような質感を狙いました。
コンノボーイグッジョブ。
この色にお化粧されたフェンダーが、めちゃめちゃ格好いい。予想以上の仕上がり。
HONJOのフェンダーはそのフレームに合わせて穴あけや加工をする必要があります。
なのでペイント前にホイール組んで、フェンダーのフィッティング、つけては外し、つけては外し、、加工は前持って済ませてからペイントです(なかなか大変)
でもそれを乗り越えると、フレームとマッチングしたスペシャルなフェンダーバイクを組むことができます。元のシルバーやブラックのHONJOも大好きですが、マッチペイントはそれにはない一体感。
ヘッドセットはPHILWOOD。無表情だけど重厚な、高耐久ヘッドセット。ロゴの刻印はトップキャップにチラリ。
コンポはオーナーのご用命でSRAM、フロント1枚のコンポで右手だけで直感的に。ツーリングやリアキャリアの積載も考えて軽めのギアもカバーできるようにしています。
ホイールは、僕が個人的にすごく気になっていた*WHITE INDUSTRIES* G25A rim。コグやクランクドライブトレインで有名なWHITEが満を辞して作ったリム。
軽さも強度もタイヤクリアランスもこのバイクにぴったりだったのと、削り屋らしく入った控えめなロゴがバイクにマッチしててご提案。
フレームにデカールを貼らなかったり、無表情なパーツを合わせたり、ここまでくると自然とそのパーツが決まって行くというか、小さな矢印が集まって大きな矢印になって行く感じがします。
ディスクブレーキやキャリアを避けるように小物やワッシャーで工夫して、格好良くフェンダーがつくように試行錯誤するのは楽しいです。
ポンチョや雨具、装備で悪天の不快を取り払って、雨の音を聞きながらフェンダーバイクで、貸切の空いた道をスイーっと流す・・気持ち良いです。
すでに乗り込んでいるバイクに、フェンダーをアドオンして生活感の中でヤレていく感じももちろん大好きだけど、バイクを構築する段階でフェンダーありきで理想のバイクを考える、そんな組み方のご紹介でした。
by タニ