Frame : | *SURLY* cross-check CUSTOM PAINT by Cook Paint Works
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Headset : | *CHRIS KING*
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Wheels : | *H PLUS SON* the box road wheel
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Tire : | *FAIRWEATHER* for traveler tire
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Brake Lever : | *DIA-COMPE* SS-6 brake lever
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Crankset : | *BLUELUG* RMC crank set
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Brake : | *DIA-COMPE* DC980 retro canti brake
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Handle : | *NITTO* b355 kite bar
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Saddle : | * BROOKS*b17
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Seat Post : | *NITTO* rivendell lugged seatpost
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Front Rack : | *NITTO* M-1B BL special front rack + *WALD* 137 half basket
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Stem : | *NITTO* rivendell lugged ahead stem
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Grip : | *DIMENSION* cork mountain grip
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Pedal : | *MKS* lambda pedal | |
これは各メカニックで意見の違いがあるのかもですが、もしその方が初めてのバイクとしてお探しだったり、ロードやマウンテン、少しスポーティで真面目な車種をお持ちで、そのバイクらにないものを求めていらっしゃったら、僕はクロスチェックをお勧めする率が高いです。もちろん明確に「ビーチでも乗りたい!」とか「MASHみたいに固定ギアで乗りたい!」とか「自走で北海道行きたい!」とかあれば話は別ですが。。
理由は「万能さ」。これに尽きます。乗ってみないとわからないことって多いにあるし、数年乗ったら趣味や用途が変わることなんてザラ。引っ越しして乗る距離がガラッと変わるかもしれないし。
未来乗るスタイルや環境、付けたいパーツや自転車の趣味が変わっていってもこのフレームはほぼ必ず受け止めてくれます。
過去にクロスチェックを納車させていただいた方も、何年も乗り続けて姿形変われど大事にフレームを所有している方が多いし、僕の中で「一番後悔させないフレーム」であるからです。
また万能がゆえにできないことが少ない=自転車の奥深さとか多彩さに触れることができるので、このフレームをトリガーに自転車にドップリハマってくれる方も多いのも好きなところ。僕の好きなハンドメイドバイクをオーダーしていただいた方の多くのファーストバイクが、クロスチェックだったりします。
脱線しましたが、こちらのオーナーは距離も長めに乗る方だったのでギア付きも比べてお勧めしましたが、構成パーツ数の少ないシンプルな佇まいを気に入ってくれて、シングルでお組みすることに。
同系色のグラデーションはオーナーのアイデア。ここ最近カスタムペイントに関して一周回って「やっぱ単色ソリッド!」ってどこか固まっていた僕の固定観念を破壊してくれました。
シルバー系のパーツで、クラシカルなものがお好きとのこと。ちょっとマニアックなNITTO x RIVENDELLのステムシートポストをチョイス。シートポスト径は27.2でアヘッド式ステムなのでRIVENDELLのバイクに使うことはないパーツなのだけど、実はRivendell発のパーツ達。マニアック。
お住いのエリアは坂が多いとのことで、ギア比は少し軽めで設定。登り坂大丈夫だったかな?シングルはギアが助けてくれないです。転がりの良いタイヤと軽いリムを仕込んで少しでも軽快になるようご提案。
もしもギアをつけたくなったら、変更箇所少なく費用を抑えてギアがつけられるよう、多段用のリアホイールにシングルギアキットをつけて用意しています。これは今ズグ必要な機能じゃないけど未来への可能性へのご提案です。
by 谷