Frame : | *SURLY* pack rat Painted by COOK PAINT WORKS
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Headset : | *CHRIS KING*
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Wheels : | *VELOCITY* a23 × *CHRIS KING* R45
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Crankset : | *WHITE INDUSTRIES* eno single speed crank
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Tire : | *WTB* horizon road+ tire 650B
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RD : | *SHIMANO* XT
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Brake : | *PAUL* neo retro × touring canti
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Brake Lever : | *PAUL* canti lever
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Handlebar : | *HUNTER* low rise bar
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Stem : | *THOMSON* X4
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Seat Post : | *THOMSON* elite set back
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Saddle : | *BROOKS* team pro classic
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Chain : | *KMC* X9 chain
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Pedal : | *VELO ORANGE* cru sabot pedals
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Grip : | *ESI* racers edge grip
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Stand : | *PLETSCHER* double kickstand
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Skewer : | *PAUL* quick release skewer | |
初めてのバイク、ファーストバイクとして選んでいただいたのはPack Rat。
SURLYの幅広すぎるラインナップ、自身にどのモデルが合うか一つ選ぶのって難しいと思う。どんなバイクが欲しいか、必要か、最初は皆イメージするのも難しい(僕もそうでした)
このオーナーさんも最初からPack Ratと決まっていたのではなく、お店でお話しして、何に使うか、どういうものがお好みか。
そして店頭の展示車たちやバイクカタログを見ていただいたり、協議の結果Pack Ratをご提案させていただきました。
ただモデル云々の前に、オーナーさんとお話ししていく中で、色々なサンプル見るうちに、
「シンプルで、スッキリしたものが好きなのかも」とキーワードが。
些細なことでもいいし、見た目や感覚的なものでもいいので、こういうご自分の好みが見えてくると、僕ら担当のメカもそこからイメージが膨らみます。無機質なシルバーにペイントして・・SURLYロゴのデカールは貼らずに無表情に・・そこからはサクサクバイクが具体的になっていきます。
初めてのバイク、この先どんな好みに変わっていくかわからないし、乗り始めたら用途が変わるかもしれない。なるべく癖なく馴れていくまで快適に、目的用途の主である「街乗り、家から会社までの通勤路」と心がけてパーツを選んでいきました。お住いの周り「坂が多い」という情報もギア周りを決める重要な要素。
そしてなぜ「PACK RAT」になったのか。実はお話し合いの中で一番人気のクロスチェックや、沢山荷物も詰めて長距離にも適したLONG HAUL TRACKERをオススメするか僕自身迷いました。その2車種でも同じ役割のバイクを組めるけど、決め手になったのは、
・クロスチェックにあるオフロードもこなすのニュアンスが必要ないかもしれない、また街中で駐輪するスタンドは必須で、未来付けるかもしれない泥除け(フェンダー)との共存がクロスチェックは難しい。
・小回りのきく、軽くて軽快なイメージがあったオーナーにLHTは重すぎる(頑丈すぎる)のではないか
そして、「フロントに大きなラックかバスケットをつけるかもしれない、通勤でお仕事用の荷物を前に詰むかもしれない」というのが大きな決め手になりました。Pack Ratはフロントに荷物を積むのに特に特化したフレーム。重いものを前に積んでも乗り味に影響しにくい、という長所がぴったりだな、と思いました。
納車時に、お話の通りフロントラックと*REALM* wald 137 basket bagを追加で仕込んでくれたオーナー。きっと通勤時ストレス少なく積載できていると思います。
by 谷