Frame : | *RIVENDELL* joe appaloosa
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Handle : | *SIM WORKS* get around bar
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Stem : | *NITTO*
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Brake Lever : | *PAUL* love lever
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Brake : | *PAUL* neo retro × touring canti
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Wheels : | *PAUL* × *VELOCITY* cliff hanger
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Crank : | *SUGINO* alpina
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Shifter : | *DIA-COMPE* w shift lever
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RD : | *SHIMANO* XT
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Pedal : | *VP* vp-015 vice trail pedal
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Tires : | *SCHWALBEW* g-one
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Saddle : | *BROOKS* colt
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Front Rack : | *NITTO* campee cross front rack × *WALD* 137 basket
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Grip : | *ESI* racers edge grip
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Light mount : | *PAUL* gino
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Bell : | *KING CAGE* | |
代表的モデルSam HillborneとHunqapillar(かつてあったMTB寄りのモデル)の間に位置するフレームJoe Appaloosa。美しい馬のヘッドバッジ、個性的なフォーク、凝ったディテールにも目を引くけど、いま手に入るRivのラインナップの中では大きなタイヤが入って制動力の強いVブレーキ、その古いMTBっぽいニュアンスを気に入ってもらうことが多い同モデル。
「半お任せで・・RIVENDELLっぽくない組み方をやってみたいんだよね」
とパーツを決めていく前に、そんなお題をいただきました。「恐縮ですが・・燃えます!」とお答えしてオーナーさんと何度もMTG重ねてパーツ決め。半お任せはメカニックのお尻に火をつける劇薬です。担当メカは持ってる引き出しを振り絞って日頃溜め込んだアイデアの中からこのバイクにハマるモノを考えます。
大前提として毎日の通勤と、たまの休日のオフロードライド。その用途に不便がないように。タイヤはがっつりマウンテンタイヤだと通勤アスファルトが大変なので、間をとったグラベル用のものをご提案。ハンドルはよく使う楽チンポジションのものではなく、体重が預けられて急いている通勤の時もスピードが出しやすいようget around bar。
RIVはクリーンにシルバーのパーツ構成がマナーな感じで根底にあって、最近はそれのカウンターでブラックちょい混ぜでお組みすることが多いですが、惜しくもディスコンになっていまったPAULのRHUBやカラーアルマイトのパーツを主役にして、オーナーが好きな古いMTBの写真を見せてもらったり「アメリカ人が昔のMTBフレームをPAULでリビルドしてるの格好いいよねー」と沢山お互いの好きなものをお話ししてイメージを共有しながら組み進めました。
このフレームのためにカスタムオーダーしていただいたFAIRWEATHERのフレームバッグもポイントです。フレームに合わせてパターンを取っているのでぴったりの寸法。
納車後たくさん乗っていただいているようで嬉しいです。新品よりオーナーのDIYが加わった方が格好いいのがRivendell。乗りながら不便を潰してカスタムして、もっともっとオーナーさんに身近なバイクにしていってほしいです。
by 谷