Frame : | *SURLY* steamroller
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Headset : | *PHILWOOD*
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Stem : | *NITTO*
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Handlebar : | *NITTO*
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Front wheel : | *SON NABENDYNAMO* SON delux × *VELOCITY* cliffhanger rim (650B)
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Rear wheel : | *PHILWOOD* low flange track hub × *VELOCITY* cliffhanger rim (650B)
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Cog : | *WHITE INDUSTRIES* trials freewheel
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Tire : | *WTB* sendero 47
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Brake : | *TEKTRO* 559
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Brake Lever : | *SHIMANO*
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Crankset : | *TOPLINE* × *TOMII*
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Saddle : | *SELLE ITALIA* flite 1990
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Seat Post : | *THOMSON* external dropper
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Pedal : | *SHIMANO* XT
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Grip : | *REVENGE INDUSTRIES*
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Stem bag : | *FAIRWEATHER*
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Head light : | *SINEWAVE* cycle beacon | |
スチームローラーです。僕の。生まれ変わりました。
スチームローラーで土遊びがより面白くなる、そんな組み方をしてみました。感のいい人は見てて何かに気がついたかも。
コレが僕とスチームローラーが見つけ出した究極の愛の形です。もう離さないぞ。
様々な変貌を遂げてやっとここに辿り着いた。満足感もそうだけど、色々と腑に落ちてコレが今の自分のホットでベストな形みたいです。
魔改造なんて言わせない。SURLYのFATTIES FIT FINEの理念を独自解釈した私はホイール径を650bにインチダウン。
以前何度かご紹介しましたが、やっと自分のバイクに導入することができました。
国内外問わずこの答えにたどり着いた人はいましたが、なにせ前例がしっかりない。
タイヤが細かったり、リムが薄かったり、なんだったらブレーキがついてなかったり。
それでもどうしても僕はこの形への可能性が捨てきれなかった。
実測や試着などを経てこのパーツチョイスになりました。
すいません半分本当で半分後付けです。付けたいものつけたけどミラクルフィットしただけです。
このブレーキが無ければ日本では成立しないカスタムです。その他ならDIA COMPE BRS 202も同じくフィットします。
いっそマウンテンバイクを作ってやろうという意気込みで選んだパーツたちはオーバーにイカツかったりしていますが、ぶっ壊れないならそれに越したことはない。今のとこvelocityの中でも最強のリムを。
ぶっ壊れて欲しくない精神は回転部分にも。PHILWOODに絶大なる信頼を置いているし、スチームローラーのフレームならではのトラックハブチョイスがこのバイクのアンバランス感に一役買ってます。
そして俺は、ドロッパーシートポストがこのバイクの一番の目玉だと思っています。まさかのものが付いています。
サドルの上げ下げがボタン一つで出来るという、近年のMTBには欠かせないパーツを好奇心のままに装着してみた。後悔はしてません。
むしろ満足してるのと、馴染みのないパーツを実際に使ってみて、何がどう作用してどんな意味があるのかを身をもって知りたくて。
本来はトレイルの上りで漕ぎやすくためにサドルを上げて、下りではなるべく邪魔にならないように下げて使うものだけど、
漕ぎやすい、取り回しやすいを使い分けるためのパーツならば、都会とダートの使い分けにだって活きるはず。
友人同士のバイクシェアも楽だしね。出来れば、もう少し足が長ければ良かったのにとは思っているけれども。
都心に住んでる自分にはシングルスピードが調度良くて、通勤も遊びも、そのバイクでどんな場所にでも行けたら…。
なんとなくずーっと思ってた欲張りを、拗らせまくって形になったバイクかも知れません。
今回ご紹介したバイクを組みながら、偶然にも見つかった古い写真を見てしみじみ思い出していたのですが、見ての通り根っこは変わってないなーって感じざるを得ませんでした。
でも11年は無駄じゃなかった。カッコいいと思えるバイクを組んで、今こうやって俺は楽しんでいます。
あと変な感性をセンスに変えてくれたBLUE LUGの商品ラインナップにも感謝です。
SURLY本家に見てほしいけど見て欲しくない。密かに楽しんでるけど、でもこの楽しさをだれかと分かち合いたい。
天邪鬼だけど柔軟に、本能的で健かに、時に情熱を持って楽しみましょう。
by 金子