PARTSLIST
Frame : | *ALL-CITY* space horse | |
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Wheels : | *WTB* WTB STP i19 TCS rim × *Joytech* hub | |
Tires : | *VEE* Speedster | |
Brake lever : | *SRAM* apex | |
FD&RD : | *SRAM* apex | |
Crank : | *FSA* | |
Front rack : | *NITTO*m-1bl | |
Front bag : | *SWIFT INDUSTRIES* HINTERLAND ozette rando bag |
必要な荷物を積んで走れるローデッドロードバイク、なんて呼んだりしますがロードバイクとツーリングバイクの間の子。
ロードバイクほどストイックでもないし、鈍重なツーリングバイクほどスローでもないちょうど間。よく似た車種に”クロス”ってニュアンスが入ったモデルは多々あるけどそれよりもヒラヒラクイックではなくピターっとまっすぐ走る感じ。
もともとタイトなロードバイクを趣味で乗られていた女性オーナー。もっとマイペースに時に荷物も積んで走りに行きたいってご要望。
好きな色にカスタムペイントがしやすいSURLYやFAIRWEATHERと対比して、デフォルトのデザインが既にカスタムオーダーのようなALL-CITY。その年その年のペイントのファンがいて、型落ちになっても過去のデザインにお問い合わせをいただくことも多い。
選んでいただいたのはクリーム色。これって多分真面目なスポーツメーカーさんが作ると普通のホワイト(真っ白)とかになるんだけれども、この雰囲気あるクリーム色っていうのがALL-CITYなんだなって思います。
サドルはロードバイクで使い慣れたものをお持ち込み。フロントのランドナーバッグもお手持ちのものを使うご予定とのことでしたが、納車前だったので試しにSWIFT INDUSTRIESのozette rando bagを乗っけて撮影してみました。ラックはNITTO M-1。
カーボンフォークではなかなか難しいフロントラックの増設。荷物が積めないバイクでのお出かけは自転車メインの休日になっちゃいますが、これがあるだけで自転車+αな遊び方もできます。単にお買い物にも乗っていけるしね。お土産も買えるしね。
ホイールはこちらも650B。ピストやロードによくあるタイトな700Cとほぼ近い外径を持つモチモチタイヤを履ける、一回り小さなホイール径。RIVENDELLやSURLYの新しいモデルにも増えてきた、乗る人の体格とフレームサイズにホイール径を合わせる設計。ロードバイクだと女子サイズはホイールだけビャっと大きくなっちゃいますがこのバランス、持て余さない取り回し。
日帰りのライドだったらこのフロントバッグで十分。もしももっと荷物が必要な予定がたったら、リアキャリアや大きめサドルバッグを仕込んでキャンプでも自転車旅行でもこなせるフレーム。
タイトなタイヤを履いたカーボンロードバイクに比べたら重いし進まないのだけど、きっとそれよりも良いところをいっぱい感じてもらえますように、と組み立てさせていただきました。