PARTSLIST
Frame : | *SURLY*cross check | |
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Headset : | *FAIRWEATHER* headset 1 1/8 | |
Wheels : | *ENE CICLO* end touring hub × *H PLUS SON* the box rim | |
Tire : | *PANARACER* gravel king tire | |
Brake : | *DIA-COMPE* DC980 retro canti brake | |
Crankset : | *BLUELUG* RMC crank set | |
Stem : | *NITTO* UI-75 stem | |
Saddle : | *WTB* silvreado |
”万能”って表現されることが多いCROSS CHECK。それはファーストバイクがこのクロスチェックなら、時が経って乗り方や用途、趣味が変わってもほぼ必ずアジャストできるってこと。初めてのバイクにこのフレームを選ぶと、きっと過去そうだった方が多いように永く乗って飽きないバイクになります。
今回オーナーが気になったのはシングルスピード、ギア無しのワンスピード。ギア付き用のカセットハブに、ギアは1枚のセッティング。
こうしておけば、後から簡単にギア付き化できます。
踏んだ分だけ進むシンプルな構造、故障トラブルを減らしたり無駄のないシンプルなルックスがシングルスピード。ひっくり返せば登り坂で助けてくれないのもシングルスピード。
でもクロスチェックが初めてのバイクなら、変速機能がなくても「お、全然速い!よく進む!」と思ってもらえるはず。もちろんしばらく乗ってギアがつけたくなったり、通勤ルートや乗る距離が変わったらあとでインストールしちゃえばOKです。
シングルのバイクはギア付きバイクよりパーツ構成数が少ないです、箇所箇所吟味。こだわっていただいたのはホイールの中心ハブ。shimanoのものにすればもっとリーズナブルなものもあるのだけれど、シマノハブのシルバーは塗膜のシルバー。金属のピカピカ感はなく、塗ったシルバー。他パーツとのマッチングも考えENE CICLOのツーリングハブを選んでいただきました。丸い肉抜きが品あって素敵。
通勤から生活圏内のクルージングを想定して、ハンドル幅も流行りの幅広大きなものではなく、肩幅より少し少し広めのライザーバー。シンプルだからこそ信頼のメイドインジャパン、NITTOの製品を選んでいただきました。
永くたくさん乗って、もし不便を感じる部分があったら必ずカスタムで克服できるのがクロスチェック。雨でも乗るようになったら泥除けつければいいし、荷物を積みたくなったらキャリアを仕込めば良い。停める場所が変わったらスタンドをつけちゃったって良い、乗る人の写し鏡に変化できるのがこのフレームの一番のオススメポインツです。
by 谷