Chuyan's *A.N.T*

アメリカは東海岸、ニューヨークを南に2つとか３つ州を跨いだところにあるノースカロライナ州にて

４年前に松本さんと一緒に行った、初めてのNAHBSことNORTH HANDMADE BICYCLE SHOW帰国後に僕がオーダーしたのがこの’ANT BIKE’

（やわらかな表情のマイクさんとキュートな娘さんが今でも忘れられない。恋）

こだわりが感じられる独特なヘッドバッヂ、そしてビルダーご本人を彷彿させるおヒゲのラグ

この時のショーバイクで飾られていたモノに一目惚れ

「おじいちゃんになっても、カッコイイやつに乗りたい！」なんて何10年後のことを考えてもしゃーないのに、でもそれで良いじゃないですか。

ロマンてヤツ。

まだまだお勉強な部分もありますが、初めてのベルトドライブ

オイルささなくてOK!チェーンみたいに伸びることない！

それはこれからもっともっと付き合ってわかるところも多いかと思いますが、漕ぎ出しの軽やかさと、、、なんだろうプリウスを初めて運転したときのような静かさには乗るたびに今でもワクワクしてしまいます。

お椅子は、入荷を楽しみにしていた全天候型オールウェザーの限定カラーはブラウン

皮サドルと相当迷いましたが、ブラックに近いこの色が個人的にはしっくりきました。実物かっこいい。そしてソフトなお尻タッチ。

VPペダルも自分自身のバイクに付けるのは初めてですが、雨の日でも滑り知らずの安定感に感動

真鍮が用られたステム、曲線がどことなく柔らかなフロントラック

前者も後者もフレームと同じくハンドメイドな訳ですが、用途が故に導き出されたモノ作りとかではなくて、きっとビルダーさんの遊び心だったり美意識みたいなものが形になって出来たもの。いいでしょ、もう最高。

言わせてくれ今日だけは、

ロマンてヤツ。（２回目）

3.11は振り返ると、僕にとってこの業界の入り口となる前身であるママチャリ屋さんの入社日だったり、はたまた生まれは宮城県っていうのもあって、いろいろと感情がこみあがります。自然と。

裏ボスと呼ばれるブルーラグのワカコ姐さんのデザイン、しかもカラー物は全世界で各色５個だけだった、、、はず。

そんなこんなで、ブラジルからロシアへ気づけば変わってたW杯の年月をかけて完成したのが、僕のネクストおじさん休みの日にコーヒーでも飲みに行くためのバイシクル

by チューヤン