Frame : | *BLACK MOUNTAIN* road frame set (dark blue/53)
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Wheel : | *MAVIC* open pro ust rim (black) × *PHILWOOD* 11-speed road hub rear (black)
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Stem : | *NITTO* FW-31 stem (black)
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Handlebar : | *NITTO* b354 heron bar (silver)
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Tire : | *ULTRADYNAMICO* cava robusto tire
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Grip : | *OURY* mountain grip (black)
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Saddle : | *SELLE ITALIA* flite 1990 NJS saddle (embroidery black)
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Seatpost : | *NITTO* S65 seatpost (silver)
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Brake : | *TEKTRO* R539 long arm brake (black)
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Brake lever : | *TEKTRO* Fl 540 (blk/sil)
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Headset : | *PHILWOOD* 1-1/8 headset (stainless)
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Crank : | *SUGINO* mighty tour crank (sil/170)
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Pedal : | *MKS* mt-lite pedal (black) × Chain tensioner *PAUL* melvin chain tensioner (silver)
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Rack : | *NITTO* M-1B front rack (silver) × *WALD* 137 basket (silver) | |
今回の復刻を機に特別にもう1色用意して頂きましたフレームカラー”ネイビー”、ダウンチューブのロゴの胴抜きのネイビーと同色、
舗装路を走るとはいえ「早く走る」ことが第一優先でなければ、このバイクの方がきっと良いはずだと、彼の地のいくつかの人たちは度々感じては生み出し、ニッチながらもいちジャンルとして認知されるくらいには形作られ続けてきたわけで。
早さの概念から解放されることによって生まれる組み方の幅、それを許容してくれるのもいわば世間的には曖昧な立ち位置であるこのフレームの良さ。
ただその曖昧であった立ち位置は現代メジャーになったかつてのグラベルロードバイクも同様だったはずで、業界の都合や流行りの波に乗らなかっただけ。とも思います。
代々木公園店のサンバは東京の喧騒をカジュアルにラフに乗れるようにとカスタムを施した、フラットバーバイクとして日常の相方に選んでくれました。
モデル名こそROADですが、”ロード”バイクであることはイコール、ロード”レーサー”ではないのです。
あくまで舗装路(ロード)の上を快適に走ることを”ロード”バイクとして呼んでいるわけで。
これもまた”日常に沿ったロードバイク”といういち解釈、舗装路の上を肩肘張らずに乗れるひとつの姿として1つの正解なんだといえます。
Mikeさん曰く昔はロードバイクとロードレーサーは同義に近かったそうですが、時が経ってそれは切り離され別の価値観に。
ロードバイクに限らず世に蔓延る”レーサー気質”を中心としたマインドが色々なことを歪め、変えてしまったものもいくつかあるのだろうと勝手ながら感じるわけですし、細いタイヤはそれを体現するものだと思います。
1分1秒のタイムには拘るわけでもなし、それよりも自転車に乗って行った先で1時間かけて食べる美味しいご飯や観光
その重要度が高い僕らにとってこれでいいし、最適解がこんな1台なんだと思います。
こちらのブログでも紹介しています。
built by サンバ (text by 一周)