PARTSLIST
Frame : | *INDEPENDENT FABRICATION* club racer | |
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Wheels : | *ASTRAL CYCLING* outback rim × *WHITE INDUSTRIES* CLD disc hub | |
Tires : | *PANARACER* gravel king 650B tire | |
Headset : | *CHRIS KING* nothreadset 1 1/8 inch | |
Handle : | *SALSA* cowbell | |
Stem : | *sim works* rhonda stem | |
Crankset : | *WHITE INDUSTRIES* MR30 crank | |
Pedal : | *crank bro* stamp1 | |
Saddle : | *wtb* pure saddle | |
Seat post : | *THOMSON* elite seatpost | |
Bar Tapes : | *brooks* cambium rubber bar tape |
アメリカはマサチューセッツ州、ボストンの北Lynnにある工房で作られるハンドメイドフレーム。
ご夫婦によるとってもナイスなオーダーを見てください。
こちらは奥様号。奥様は”Club Racer”ベース。ちょい太タイヤが履けるショートツーリングロードバイクがベースです。
小柄な奥様はフレームサイズにお困りで、なかなか量産のフレームで合うサイズのものがなく。今までは小さなサイズのSURLYのMTBに乗っていました。
でもそこはカスタムオーダーの真骨頂。体格に合わせてピッタリのバイクを作ってくれます。
量産のフレームで女子サイズももれなくカバーするSURLYも実はとっても凄いのですが、MTBにいくらスリックタイヤを履いても、アスファルトでスイスイ走るのが得意なロード系の車種に到底敵いません。
「過去にこんなサイズを作ったよ」と小さめ女子バイクのジオメトリーを見せてくれたところから始まって。IFならきっと合うサイズを作ってくれる、と確信。
ホイールは650B。昔は700cのホイールが難しい小さなバイクは650cというなかなか手に入れにくい&選択肢の少ない規格に頼るしかなかったですが、昨今の650Bはリムもタイヤも選び放題。話題のリムメーカーASTRALを。シルバーの選択肢ありがたい。
以前のバイクより「軽くて」「速い」から「上り坂も楽!」って思って欲しかったので、回転部はWHITE INDの高性能パーツを。実感してもらっているだろうか。
カーボンフォークでなく鉄フォークを選んだので、ラックマウントの穴をオプションで。ゆくゆくフラットバー+バスケット、なんて乗り方もできます。
仕上げはE.T。クールなバイクほど余計なものを一個だけつけましょう。
小柄な方、逆に背が高い方で、自分に合ったバイクがなかなか無い方の救済策にもハンドメイドバイクはなり得るわけです。
IFはスモールファクトリー、個人でなく職人のチームです。
コロナと工房のお引越しで納期が不安定でしたが、ようやく正常に戻ってきました。
こちらのブログで詳しく紹介しています。
by 谷ファン