Frame : | *BLACK MOUNTAIN CYCLES* monstercross
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Fork : | *WHISKY* NO.7 cx qr canti fork
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Headset : | *CHRIS KING* nothreadset
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Wheels : | *WHITE INDUSTRIES* ENO × *PACENTI* brevet
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Cog : | *WHITE INDUSTRIES* dos eno double freewheel
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Tire : | *COMPASS* steilacoom
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Stem : | *IGLEHEART* ahead stem
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Handle : | *RITCHEY* WCS butano
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Seat post : | *RITCHEY*WCS
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Saddle : | *FIZIK* arione
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Bar tape : | *RITCHEY
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Crank : | *WHITE INDUSTRIES* eno crank × *WHITE INDUSTRIES* double/double chainring
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Brake : | *PAUL* neo retro canti brake × *PAUL* touring canti brake × *PAUL* moon unit | |
春にmonstercrossを手にしてから自然の中でも街でも出撃頻度も高めに乗っていたわけですが、
メカニックという職業柄色々やりたくなってしまった(いつもの発作)ので、今回はガバっとカスタムを試みました。
ゴッソリとギアを外しました。
そう、monstercrossはシングルギアにも出来るリアエンド、ホリゾンタルドロップアウトが採用されています。
シングルギアにしたってことは街乗り用にした?って思われるかもしれませんが、遠出をする為のカスタムとして手を入れています。パッと見シングルギアですが、ギアはついています。
*WHITE IND* dos eno double freewheel と*WHITE IND* double/double chainring を組み合わせて前2枚、後2枚のディングルギアにしました。
レバーひとつでギアを変えるのではなく、手動でチェーンを掛け変えてギアを変更するアナログなスタイルです。
舗装路は重い方のギア(2.23)を使って、峠道や林道に差し掛かったら軽いギア(1.84)にする感じ。
無線や油圧で変速して13速なんて言われているこの時代に逆行したカスタム、きっと自動運転の車に好んでお乗りになるような方には向いていないと思います。
そんなギアレンジの狭さを少しでも楽にすべくカーボンフォーク、*WHISKY* NO.7 cx qr canti fork を組み込んで少々軽くしています。
カタログスペック上、元フォークと比較して少々ステアリングにキレが出る、逆に言うと安定性に欠けるわけではありますが、脚力に自信がない自分なので重量によるメリットをとって意図的に組み込んでみました。
乗り出し5分はあー、まぁ確かにキレが良いなとなりますが1時間も乗っていれば違和感は馴染み、さほど感じなくなります。人の持つ順応力というのは凄いです。
使えるところは継続して、フォーク側がクリアランス少し狭くなった関係でそれに合わせてタイヤは前後少し細めにしてみました。
はじめてマイバイクにcompassのタイヤを組み込んでみましたが、ダート乗車時の乗り心地は非常に良かったです。
ただ数日後の停車中に前触れもなくシーラントを吹き出したので近いうちにteravailあたりに変えておこうと思いました。
バイクがシンプルがゆえに漕ぐことに集中するだけなのでギアードのバイクとはまた違った楽しさを感じると共に、ギアードのバイクを作った先人たちへのリスペクトがダダ漏れします。
ギアードからディ(シ)ングルギアへ、ある種退化ともいえる方向へのカスタムが主だったわけですが、
非合理的ともとれるカスタムでも面白いな、楽しそうだなと思ったら自分に正直にそれをやってみるべきですね。
最新技術の詰まった不便の少ない快適な自転車がダメとも思わないし、それも自転車の1つの到達点として進化していくべきだと思います。
ですが自分は別に多少不便でも良いから素敵だなと思ったり、なにか感じるものがある自転車にこれからも乗っていたいなと思いました。
by 一周