*SURLY* cross check
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Wentz's *SURLY* cross check Size : 50

増車に踏み切った用途としては日常の移動手段。
ライドに特化した自転車は所有しているので高性能モダン要素は必要なく、求めたのは一周回ったローテク自転車。
ラックとフェンダーが似合う、そして傷や汚れを気にせず乗るのが似合う、あと700cリムブレーキ。
身長は165cm、スタンドオーバー78cmで、サドルハイトは66cm。
Monster Crossは一周さんに先越されたからなー。どうしよう。

「したらCROSS CHECKだな」「一周回って」

Monster CrossとCROSS CHECKは似てる。けど違う雰囲気あるから自転車って面白くって、原点に戻ったとでも言いましょうか。一周回って行き着いたCROSS CHECK。
使っていないパーツをかき集めてきて、形になりました。

街乗り、だけれどドロップハンドル。
ドロップハンドルの「ハンドルが低くて怖い」ってイメージを払拭したい。フレームから組み上げる醍醐味の一つ、ポジション(ハンドルまでの距離や高さ)は自分で決められる。
つまりドロップハンドルでも「ハンドル高くて怖くない」そんな体勢を作ることができる。

*PASS AND STOW*というラックが素敵。そして値段も超かっこいい。

様々なラックを使ってきていないので、より便利なラックはあるでしょう。
でもここはあえて一周回さずにPASS AND STOWが大好き。

そしてフロントダブル。
持ってきたのは昔使ってたSHIMANOクランク。見た目よい、問題はPCD(リングを固定するボルト間隔の規格)が古いロード規格で純正のリングはアウター53T。これ昔の部品では良くあることで、今のスタンダードより大きめ。つまりギア重すぎ。それは嫌なのでチェーンリング新調したけれど、まだ重い。しかも結局SHIMANO新品のクランク買うより高くついた。どんまい。

CROSS CHECKはロード規格の130mmと、マウンテン規格の135mmどちらのハブも使える。なので今回は手持ちのロードハブを使用。
こうやって手持ちのパーツかき集めて組めるのもCROSS CHECKの醍醐味の一つ。
タイヤは組み替えのタイミングでずっと憧れていた*BRUCE GORDON* rock n’ road 700×43b tireをチョイス。と思ったら、使いたい700×42cのみチューブレス未対応。何っでやねん!ということで一周回ってSURLY純正タイヤの*SURLY* knard 41 tireに。チューブレスは叶いましたが、はめるときに一度爆発しました。チューブレスの作業には気をつけて。

変速レバーは悩んだ末いわゆるブリフターで2×10。SHIMANOでは STIという名前で、変速のレバーとブレーキ一体型、同レバーで操作が完結するロードバイクタイプ。
「WOLFTOOTH TanpanでSHIMANO MTB10sのRDをSTIで動かすのがハンドメイド過渡期感あってよい」
っていう一周回れた感じ出せたので落ち着きました。 2×10速はなんかエモい。

普段の僕たちが紹介するエブリデーなクロスチェックとは違った雰囲気になったんじゃないでしょうか。
CROSS CHECKは懐が深い、様々な組み方ができる。とよく言いいますが、これほんと。マヂ。

初めてスポーツバイクに乗る方から、スポーツバイクに慣れ親しんできた方の次の1台にも。
「始まりと呼ばれるものは、しばしば終末であり、終止符を打つということは、新たな始まりでもある。終着点は出発点である。」
こうゆうこと?知らんけど。
「まぁ一周回って、結局CROSS CHECK乗ってますね」なんて言ってみたい〜

by ウエンツ

PARTSLIST

Frame : *SURLY* cross check Painted by COOK PAINT WORKS
Wheels : *MAVIC* open pro ust disc rim × *PHILWOOD* 11-speed road hub
Tire : *SURLY* knard tire
Handle : *FAIRWEATHER* M174AA all road bar
Brake : *PAUL* neo retro canti × mini moto brake
Bar tape : *BLUE LUG* cotton cloth bar tape
Saddle : *SELLE ITALIA* flite 1990 saddle
Seatpost : *NITTO* 92 seatpost
Seat clamp : *PHILWOOD* seat post collar
Pedal : *BLUE LUG* shark PC pedal
Rack : *PASS AND STOW* 3rail rack

BUILT BY

BLUE LUG 上馬

BLUE LUG KAMIUMA

東京都世田谷区上馬2-38-5
TEL:03-6805-3400

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