PARTSLIST
Frame : | *RIVENDELL* platypus | |
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Wheels : | *VELOCITY* a23 × *SHIMANO* deore | |
Handle Bar : | *RIVENDELL* tosco bar | |
Stem : | *NITTO* technomic 225 | |
Tire : | *SOMA* cazadero tire | |
RD : | *SHIMANO* ALTUS | |
Crank : | *WHITE INDUSTRIES* eno single speed crank | |
Front Rack : | *SOMA* × *WALD* 139 basket | |
Rear Rack : | *NITTO* rivendell big back rack 33R | |
Pedal : | *BL SELECT* SHARK pc pedal | |
Bar Tape : | *BLUE LUG* acrylic cloth bar tape |
PBH:82cm / Saddle Height:70cm
オーナーは度々僕のブログに登場する親友、古着屋SIESTAの店主青木氏。
SAM HILLBORNEから乗り換えの理由、色々あるのだと思うけどまず第一に「ステップスルー」。跨ぎやすい低いトップチューブっていうのがあるようです。
フロント子乗せをつけるとどうしても、サドルの前から足が通せた方が調子よい。
そしてそのフレーム形状とミスマッチなオフロードタイヤとの塩梅が、格好いいですよね。
あと僕のRIVの遊び方、オフロードに持っていくライドに付き合って欲しかったのでSAMより太いタイヤが履けるものに僕がけしかけたというのもあります。
パーツは基本SAMから載せ替えですが、ハンドルはTOSCOバー。ライズ低めでググッと戻ってくるRivendellデザインのハンドル。
ちなみにハンドルとバスケットをjohn’s irish strapで繋いでいるのは、グラントさん曰く「万が一ライド中にフロントラックが破断しても、前輪の回転を妨げないため」。
タイヤはSOMA cazadero tire。太さは50c。サンフランシスコのメイカーが喜ぶかなと思って。いわゆる最近調子良い、「オンロードもオフロードもイケるやつ」です。
最近一部のフレーム側もタイヤも「700×50」あたりが増えてきた。
BLACK MOUNTAINのモンスタークロスもずっとそうだし、ブルースゴードンも48cがリリース。
29er未満なこのサイズが気になるキーワード。(まっちゃんがその二つを掛け合わせていてアツい)
彼のPLATYPUSを見たRIV好きのお客様に「なぜインナーチェーンリングだけシルバーなの?」とよく聞かれますが、2つ意味があって、インナーを8s用にしているのと、トリプルクランク用の小さな歯数のものを付けておきたい、というのがあります。
WHITE INDUSTRIESのVBCチェーンリング、明確に11速用!というのはないのだけど、8sで使う時はアウターとインナーの距離を少し広げたい、ので8速用インナーにしてあります。安いし、見た目もこうフックになるし。そしてPCDにとらわれず小さな歯数をつけることができるこのクランクの長所を使って、トリプルクランクとさほど変わらぬギアレンジを仕込んであります。これは一緒に林道やツーリング遊びに行ったとき、僕のCLEMがトリプルなので近しいギア比が作れるように。
DEOREのハブは3000円、グラントさんも大好きな”ビッグプーリー”ALTUSのリアメカは2200円です。力まずチープなパーツでも様になるのもRivの魅力。
そしてこのT610 Deoreのハブ、手に入るハブの中でも色味も綺麗なシルバーで、性能的にも十分で、Rivendellを組むのにもクロスチェックを組むのにもよく使った大好きなハブだったのですが、惜しくもディスコンです・・・シマノさーん!復活させてください!!
Rivendellより、安くて速い自転車なんていくらでもあるのだけど、Rivendellは他のどのバイクにも置き換えられない魅力があります。
中には「Rivendellのどこが良いんだかさっぱり」なんて人も居て当然だと思うし、「Rivendellさえあれば、他のブルーラグで扱ってるフレームに興味ないね」なんて人もいます。
青木氏は後者かな?それでいいと思います。
by 谷ファン