PARTSLIST
Frame : | *BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra | |
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Headset : | *CHRIS KING* | |
Hubs : | *CHRIS KING* ISO B disc hub | |
Tire : | *BRUCE GORDON* rock n' road | |
Handle : | *HUNTER* low rise bar | |
Stem : | *PAUL* boxcar stem | |
Seatpost : | *THOMSON* masterpiece seatpost | |
Saddle : | *GILLES BERTHOUD* open aspin leather saddle | |
Seat Clamp : | *THOMSON* | |
Brake : | *PAUL* klamper disc calliper | |
Rack : | *SURLY* 8-pack front rack | |
Grip : | *OURY* V2 grip | |
Bag : | *SWIFT INDUSTRIES* zeitgeist pack |
早速組みました。
モンスタークロスという枠組みではカテゴライズできない、圧倒的なタイヤクリアランスを備えた”ドロップバーマウンテンバイク”という新しい響き。
新鮮に聞こえるけど、構想は1988年から始まったらしい。実に33年前のことです。
CXバイクだけではなく、今はたくさんの方がグラヴェルをドロップハンドルで走ってます。
今は普通のことのように感じるけど、このように先人の遊びが今僕たちの遊びのベースになってることをリスペクトしたい。
アメリカのダートバイクカルチャーの総決算として、満を持してリリースされた感が僕が喰らってしまった最大のポイントだったりして。
抗えぬ猛烈なグラヴェルバイク熱に素直に従い、感情のまま、お財布とは相談ナッシングのまま、ガツンといきました。
バーエンドについて少し。HUNTER CYCLESのHONKEY HANDLESが絶対つけたかった。
長距離移動の際のフラットバーバイク、ポジション変えられず辛い場面が何度か。
そんなフラストレーションの改善案として、バーエンド。
ハンドルの握り位置が確保できるので、意外と機能的なのでは?と予想していましたがやはり大当たり。
登り坂もがきやすいので、フラットバーの短所しっかり補ってくれます。
ブルーラグではPAULのCHIM CHIMがありますね。
手持ちのバイクがほぼ650Bだったので29インチで気分転換。
タイヤはレジェンドBRUCE GORDONのROCK’N ROADを。RIVENDELLのSAMにも付けてます。このタイヤが大好きだ!
凸が連続するようなパターン、サイドノブもしっかり機能するしブリブリ進めます。どちらかといえば土の上が似合うタイヤですかね。
残念ながらこの前この世を去ってしまった、ブルースゴードンさんデザインのタイヤ。
ブルースゴードンから29er、またはモンスタークロスカテゴリが始まったと言っても過言ではない。
オリジネーターに敬意を払って。
レジェンドの復活というエモい理由でのチョイス否めませんが、48Cというラインナップも最高に気分だったんです。43Cしかなかったので嬉しいですね。
時代にアジャストしてくれました。
先日のキャンプライドでは、SALSAのANYTHING CAGEを取り付けて、寝袋とテントをくくりつけました。
キャリアはSURLYの8PACK RACKを。バッグサポーター+天板にはVOILEで溢れちゃった荷物を。
M-1に比べて天板が広いので、バスケットなしでも使い道あってマルチに使えました。(そういえばカゴなしの自転車も久しぶりだな。。)
当初はハブダイナモを入れたかったんですけど、パーツ難民で全然手配できなくて、結果CHRIS KINGになりました。
BOOSTのKINGなんて、まさか自分が買えるとは思ってなかったけど、KINGのリングドライブにライド中多大な恩恵を受け、アングリービーサウンドに癒されます。
今の所最高でしかないです。ごちそうさまです。
ここまででらしくないパーツチョイスとスタッフにいじられたので、自分も落ち着くチョイスを。
GILLES BERTHOUDが使いたかったのですが、穴あきが残念ながらお尻の形に合わず。。どうしよう、馴染むかな。すごいカタチは気に入ってるので、しばらく頑張って使ってみます。
錆止めくらいの意味合いで、ベッとフレームを塗って、デカールは簡単なのをポン!あとは使ってくれー!という感じが、カリフォルニアの憧れのバイクのオーラに近い。
コンポは今はマウンテンコンポを使用していますが、ドロップバーにするタイミングでGRXにしたいなあ〜。
最後に走ってみての感想。
MTBライクなルックスとは裏腹に、距離を走るバイクとして優秀だと思いました。
とても心地が良く、紳士的な乗り味。
芯がしっかりしていて、積載を伴うシチュエーションも、そこまで影響はありませんでしたので、しっかりライド自体も楽しめました。
29erにしたのも日常使いと走破性というポイントにおいて、いい判断だったなと。起伏の激しいオンロードだと、やっぱ登るのでドロップハンドルいいと思います。笑
主にマウンテンバイクするときにそっちの方がバイクコントロールしやすそうだし、タイヤのラインナップもしっかりありますからね。
ホイール2セット組んじゃおうか。笑
こんな悩みを一台のバイクでできる幸せ。
懐が深すぎて遊び方が多岐に渡りそうなので、これからがほんと楽しみです。
by 松本