Frame : | *RIVENDELL* A. Homer Hilsen
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Wheels : | *VELOCITY* A23 rim × *PHILWOOD* 11-speed road hub
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Stem : | *NITTO* technomic stem
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Tire : | *PANARACER* gravel king tire
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Brake : | *DIA-COMPE* brs 202 long reach brake
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Pedal : | *MKS* XC-III bear trap pedal
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Saddle : | *BROOKS* cambium
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Bar Tape : | *BLUE LUG* acrylic cloth bar tape
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Bottle Cage : | *KING CAGE* stainless steel cage
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Frame pump : | *SILCA* impero ultimate frame pump
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Handle bag : | *SWIFT INDUSTRIES* catalyst pack
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Saddle bag : | *SWIFT INDUSTRIES* every day caddy | |
グラベルバイクの始祖 元祖”カントリーバイク”であるHOMER。Rivのラインナップ中ROADINIに続くスピード派です。
カスタム前、納車当時の元の姿はこちら。
Rivendellの傑作アルバトロスバーにコルクグリップ。Rivendellの黄金比的なアッセンブルで、元の状態も僕は大好きだったのですが、どちらかというと街乗りや、のんびり流すRIVらしい組み方でした。
フレームの潜在能力的にはドロップハンドルもきっとぴったりなので変更します。さよならアルバトロス、今は少しおやすみ。
ドロップハンドルとはいえRivendell。極端な前傾姿勢にはせずに、少し高めのハンドル位置設定。幅もたっぷり440mmのものを選びました。
42Bだったタイヤも細く変えましょう。タイヤの太さ=地面との接地面、摩擦抵抗の大きさです。SAM HILLBORNEもそうですが、〜38Bにすると途端にオンロードの転がり進みが変わります。
選んだタイヤはGravel King、Rivendell本国では「名前とは違いオンロードタイヤです」と鋭いジョーク。700x28xのバイクでグラベルに入った人たちからの視点と、昔からトレイルや悪路をMTBではないバイクに適したタイヤを入れて走る日常を持っていたRivの視点の差でしょうか。
当初組む時に「HOMERはドロップハンドルも似合うバイクなのでもしかしたらドロップにするかも」というのがあったので、アルバトロス時代もバーコンで組んでいたのが功を奏して、バーコン変速。
納車当時はピカピカだったPHILWOODのROAD HUB。長く使える良いものを、実践。表面は良い感じにくすんでいますがベアリングは全然元気。新品のときのムチっと感も取れてトゥルトゥルです。
僕個人的な嗜好ではRivendellには革サドル派。それはきっと昔あった彼らのステッカーの、「WEAR WOOL,SIT ON LEATHER」。
この言葉に引っ張られているだけなのかも。もちろんグラントさんをいくら尊敬していても、僕はウールは着ていないけど。
ネオBROOKSであるCAMBIUMに。レザーより軽量であることが今回のカスタムの「速く」に合うし、そして雨、水に強いことも。
そしてペダルもチェンジ。GRIP KINGという名前だけど、ピンを打たないと結構滑るラムダペダルからXC-Ⅲに。グラベルキング のジョークがブーメラン。
”速く” ”上りで楽に”というバイクにする時、重量ばかり気にしがちだけど、プラペで組む時は是非「足の裏の食いつき」を気にしてみてください。びっくりするくらい楽になります。
「どっちが正解」ってことはなくって、その人の用途や気分で組み替えれるのがカスタムバイクの良いところ。
初めてのバイクを組む時も、今乗ってるバイクを組み換えるのも、なるべく快適に、気に入ってもらえるよう考えます。各店メカにご相談ください。
by 谷