PARTSLIST
Frame : | *CRUST BIKES* evasion | |
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Headset : | *CHRIS KING* | |
Wheels : | *VELOCITY* blunt ss × *SHIMANO* XT | |
Tires : | *TERAVAIL* cannonball tire | |
Crankset : | *WHITE INDUSTRIES* eno single speed crank | |
Stem : | *THOMSON* elite x4 stem | |
Handlebar : | *SALSA* | |
Shifter : | *SRAM* APEX | |
RD : | *SRAM* RIVAL | |
Saddle : | *WTB* pure v | |
Seat Post : | *THOMSON* elite setback | |
Bar Tape : | *MASH* binary bar tape + end plug set | |
Pedals : | *MKS* PAMBDA pedal |
シルバーパーツを基調としたナイスバイクは
「グラベルバイク」
「サイドスキンの650B×48Bタイヤをチューブレスで」
「1×11のフロントシングル」そして「油圧ブレーキ」をキーワードとして挙げていただき組み上げました。
まずはドロップハンドルの中でもグラベル系バイクに使われることの多いダートドロップ、SALSA Cycles Cowbell barをチョイス。
ロードバイクに使われるドロップハンドルよりも幅が広く作られています。主に土の上を走るときに効果を発揮、安定感が違います。
そして油圧ブレーキについて。
油圧ブレーキというのはレバーやホースの中にケーブルワイヤーの代わりに専用のオイルが入っていて、ピストンがオイルを押し出す圧力でパッドを動かす元々MTBでよく使われていた規格です。
最近ではロードバイク用の油圧ブレーキも開発され、それがグラベルバイクにぴったりだ!と、よく候補に挙がる規格でもあります。
今は高品質のワイヤー式のディスクブレーキも多くあるので、単純な制動力の差は機械式と油圧式そこまで遜色ないように感じますが、油圧ブレーキのほうがまだ少し少ない力でしっかり止まることのできる印象があります。
またワイヤーの伸びがないので細かな日常的なメンテナンスが不要です。
ただメンテナンスや修理が必要な場合は割と時間と労力のかかる重めな作業が必要というデメリットもあります。
タイヤはサイズ650B×48B、最近使うことの多い*TERAVAIL* cannonball tireをチューブレスにて選択していただきました。
ドロップハンドルに650Bサイズのタイヤ、チューブレスはもう鉄板の組み合わせになってきましたね。
ちなみにリムは*VELOCITY* blunt ss rimのグレー。最近このグレーカラーが個人的お気に入りです。
どんなフレームカラーにもマッチしやすいですし、グレーのリムってなんかかっこいい。
クランクはフロントシングルですので、すっきりした見た目に。WHITE INDUSTRIESのモノで、40T前後のチェーンリングを使用することが多いです。
そんなクランクに合わせるのは11-42Tの大きなカセット。元々MTB系の変速機でしか動かすことのできなかったこのカセットをドロップハンドル対応のレバーで動かすことができるようになったのが、フロントシングルを一気に普及させた要因の一つだと思います。これでフロントに変速機がなくとも重いギアから軽いギアまである程度カバーすることができるようになります。
先にレバーでもご紹介した油圧ブレーキ、実はキャリパーの固定方法に大きく分けて2つ規格があって、ディスクロードやグラベルバイクに多いフラットマウントと、主にMTBで使われるISOマウント。これらはフレームの規格によって変わってくるのでフレームやパーツを選ぶ際に少し注意が必要です。どちらが良いか?は正直わかりません。そのフレームに合う規格のモノを選べばよいと思います。基本的にレバー側とブランドやグレードを合わせて使うことがほとんどです。
個人的に最近やっぱりいいなと思っているのが、ある程度しっかり乗りたいとのことで採用させてもらった油圧ブレーキ。
僕は自分の自転車のハンドルをしょっちゅう変えるタイプなので、その際に交換が容易な機械式のディスクブレーキを選びがちなんですが、次に買うグラベルバイクは油圧ブレーキで組んでみようかと今から妄想してます。。。
by ウエンツ