*RIVENDELL* atlantis Size : 53

Rivendellのラインナップ中、”ALL-ROUNDER”と呼ばれるatlantis。

今回はツーリングをイメージしてドロップハンドルにて組み立てました。勿論、ゆったりプロムナード系のハンドルで組んでも調子良いんだけど一つの選択肢にして貰える様に。

アトランティスをドロップハンドルで組む時はステムの突き出しは短めが良いです。今回は60mmを使いました。

突き出しが短いと今回の様にバスケットを付けてもハンドルがバスケットの上に来ないので、ドロップハンドルwithバスケットのスタイルも無理なく出来ます。勿論ドロップハンドルはワイドな方が尚良し。

ブレーキレバーには*TRP* RRL SRレバーを。形は今風なデザインなんだけど何処となくクラシックな雰囲気を持ってるレバーなので、バーエンドシフターとの相性も悪くないでしょう。レザーテープに、巻き終わりには麻紐を使ってニスでフィニッシュ。

RivendellのフレームはRODINIを除いてリアエンド幅が135mmのリムブレーキでハブの選択肢が少ないのですが、このベロオレンジのハブは変換アタプターで130or135mmに出来るので一石二鳥ハブ。

シールドベアリング採用で回転もスムーズだし、フリーボディのかかりも上々。シルバーハブでお値段も他インポート系と比べるとお手頃なのでキュンです。

店頭展示車はバランスを見て、チュウヤンさんからオファーを貰うんだけど今回のお題は「honjoフェンダー」のリクエスト。

どうせなら許されるクリアランスまで試してみようって感じで。SimWorks by HONJOのSmooth 62を使いました。公表だとMAXタイヤサイズは50m(2インチ)なのでその通りに。

これ以上の太さのフェンダーはフレームに干渉しそうなのでアトランティスにフェンダー＋目一杯のタイヤは、この辺が答えかな？

あんまり見る機会が少ない日東のラックはF32ラック。つなぎロッドを使わずに溶接されたステーは長さが決まってるので取り付けできるフレームは限られますがよりシンプルにお取付けが出来る隠れた名品。

ブレーキを逃れる様に絶妙に曲げの効いたステーは日東さんの優しさが伺える丁寧かつ美しいお仕事。

因みにライトマウントはREW10さんにて追加溶接。上馬店に在ったものをいただきストリート。溶接跡の無垢な感じにカラー物のKOMAライトがアクセントになってくれたかな。

*VELO ORANGE* grand cru 50.4bcdクランクは所謂ロードクランクのダブルとは違い歯数が一回り小さい構成になってるので荷物を載せてのツーリング最中の峠道でもインナーがいい仕事をしてくれるはずです。

ヴィンテージパーツの様なデザインはバイクの顔にもなって良いですね。

ウルトラロマンスさんがアトランティスをビンディングペダルにしてるのを見てからほんのり憧れてたんですけど、普段使いも考えるとフラットペダルも捨てがたい。

そんな時はこれ。*MKS* solution pedal。普段はいつものスニーカー。週末のツーリングやキャンプライドにはビンディング。なんて使い方が出来ちゃう2WAYペダル。

手前戻り系のハンドルの付いたRIVENDELLとはまた違った感覚で試乗してニンマリ。マイサイズでちょっと欲しくなってます。。。

これがオールラウンダーの所以。まさに仙道。

by デジタル