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*RIVENDELL* clem smith jr.

Rivendellのラインナップの中で、ラグ溶接を少なくしてコストを抑えつつエレガントで美しいRivらしさとタフな作りは残してあるのがClem。広いクリアランスには太いタイヤを飲み込め、クルーザーとしてもMTBのニュアンスでも組み付ける事の出来る懐の広さ。

以前納車させていただいた時は通勤や生活圏の足としてのニュアンスで組ませていただいたけど、元々アクティブに自転車を乗るのがお好みのオーナーの希望でリビルド。マウンテンバイクな佇まいに生まれ変わりました。

バイクの性格を決めるハンドル。大きく手前にスイープしたボスコバーからフラットのブルムースバーにチェンジ。短い距離をお尻加重で流せる前者に対し、ある程度ハンドルに体重をかけられるものに交換。これだけで別物。普段ぼくもClemに乗っていますが「おいおい本当に同じフレーム?」って思っちゃうくらい試乗はニヤニヤが止まりませんでした。グイグイ凶暴に進みます。

フロントに仕込んだダイナモハブはそのまま、ライトは前後。おなじBROOKSでもレザーサドルより軽量なCAMBIUM”布サドル”は、フェンダーを外したこの仕様において水にも土にも強いってニュアンスもあります。フェンダーを外してクリアランス目一杯でMTBタイヤをは外すと自然と現れる選択肢が、ピタッときて気持ちいいです。

タフなフレームと太いタイヤをきちんと制動するためにPAULのVブレーキmotoliteは安心感があります。ビタッと効きます。チェーン脱落防止機能のあるチェーンリングでフロントシングル。最新式のMTBのようにビュンビュンてゃ行きませんがきっとオフロードもモリモリ走れます。

もちろん各所ダボ穴のあるRivのフレーム、ここからキャリアやラック、サドルバッグ等乗ってて不足を感じれば足す事ができます。

世界観が濃いいからこそのRIVENDELL、その隙間を縫って個性を出して自分だけのバイクに染め上げる事も出来ます。このオーナーのようにその人らしさが反映された組み方。新品の状態で乗り込む前より、乗り倒した後の方がかっこいい。乗って足したいところ、不要なところが見えてからが完成。このメーカーが作るバイクの真骨頂なのじゃなーと思いました。

・・・・本日更新の3台!ちょっと濃密すぎたかも、と今書きながら思いました。。
でもどれも乗る人のキャラや乗り方遊び方が反映されてる、とってもシグネチャーなバイク、ってところは胸痛しています。

PARTSLIST

Frame : *RIVENDELL* clem smith jr.
Headset : *CHRIS KING* grip nut
Wheels : *SHIMANO* deore xt X *VELOCITY* cliffhanger
Handlebar : *NITTO* rivendell bullmoose bar (thread)
Saddle : *BROOKS* cambium
Crank : *SUGINO*
Tire : *WTB* nano
Brake : *PAUL* mini moto
BB : *PHILWOOD* bb
RD : *SHIMANO*
Rack : *NITTO* M-1B BL special front rack

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BLUE LUG 上馬

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TEL:03-6805-3400

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