RIVの中の役割はどちらも「ALL-ROUNDER」、非常に長所が似ているJOEとATLANTIS。一番店頭でお客様を迷わせるライバル機でもあります。考察。

このよく似た2車種をおさらい。
*RIVENDELL* atlantis (56)
ATLANTISはRIV初期からあるモデル、昔はずっとアメリカ製(一時期は日本製もあるかも?)でマイナーチェンジをしながら作り続けてきた伝統的なモデル。

そして、材料の高騰など生産背景の理由でアメリカで生産するのが困難になったときにATLANTISは一旦おやすみになりました。

そして、台湾製でRIVENDELLが納得いく品質のバイクが作れることがSAM HILLBORNEを経て確立されて、「ALL-ROUNDER」として新たに設計されたのがJOE APPALOOSA。
*RIVENDELL* joe appaloosa (51)
ATLANTISの留守中に、同じ「ALL-ROUNDER」の冠で生まれたのがこのJOE。

目指した役割は同じ、だからこの2つは似ています。ジョナサンの身体を持つDIOとジョースター家の血統承太郎の幽波紋が奇しくも同じ能力だった、と言ったら伝わるでしょうか

ATLANTISの不在を埋めるためのJOEだったけど、近年台湾製で現在のNEW ATLANTISが復活(胸熱)

だけども、グラントさんや現地スタッフはJOEの完成度、デザインをめちゃくちゃ気に入ってしまった(現地スタッフの間で「Best Bike」と言われるほど)ので廃盤にならずに、数ロットの再生産が決定、再び目の前に降臨 ←イマココ

なのでこの2車種でお迷いの方には「デザインと色とで決めていただいて大丈夫ですよ」とご案内することが多いです。

実際それでいいのですが、強いていうなら、無理くり決めるポイントを見つけるとしたら、

ここのダボ穴、という基準はどうでしょうか。

JOEにはここにダボはありません。

この位置のダボ穴は「ロウライダーマウント」なんて呼ばれるものなんですが、
*SOMA* wolverine (52)
TUBUSなんかに代表される、低い位置にフロントパニアバッグを仕込むためのラックダボです。

想像するに当時のラインナップの中で”ツーリング”に一番適していたATLANTISはツーリング用途で組む人が多かったので、このNEW ATLANTISにはこの位置にダボ穴が仕込まれたのだと思います。

・・・と書いてみたものの別に、
*RIVENDELL* JOE APPALOOSA (51)
*NITTO* clip bandなどを使えばJOEにもロウライダーマウントは付けることができます。振り出しに戻る。

では2車種の違いとしてもう一個踏み込むと、
*RIVENDELL* joe appaloosa (46)
JOE派の方はきっと自慢でお気に入り、特徴的なフォーククラウン。

各所のラグは、モデル間飛び越えて共通のデザインだったりするRIVですが、このJOEのフォーククラウンはJOEだけのワンオフのもの。ものすごく格好良い。
*RIVENDELL* joe appaloosa (51)
しかし、この特徴的なラグの形状上タイヤのマックスクリアランスは2.3ないし2.25ほどになります。

対して、
*RIVENDELL* atlantis (56)
NEW ATLANTISは組み合わせによっては2.4インチも飲み込むことがわかりました。亡きハンカピラーの役割も担っているよう。これによって、少しでも大きなタイヤを、というニュアンスではATLANTISに軍配が上がるかもしれません。

この2モデルはRIVのなかで一番万能で、エブリデーバイクにも旅バイクにも、太いタイヤでオフロードバイクHILLIBIKEにも、何にでも化ける万能機。

・・・総じて、ここまでの五月蝿いウンチクと遠回りを踏まえて、「デザインと色とで決めていただいて大丈夫ですよ」というご案内が正解なのかもしれません。どっちも最高なので色とヘッドバッジで決めちゃいましょう。