Joe Appaloosa

- Fantastic Breed of Riv. -

Joe Appaloosa ジョーアパルーサ

¥ 297,000 (フレームセット/税込)

Joe Appaloosa(ジョー・アパルーサ)。その名前は、アメリカ原産の馬の品種<アパルーサ種>から由来し、気高く優美な姿でアクティブかつタフなこのバイクの性格をそのまま表現している。

Rivendellの中でのポジションは、Sam Hillborne(サムヒルボーン)、Hunqapillar(ハンカピラー)の要素をそれぞれ受け継ぎ、ちょうどその間を埋めるような立ち位置の、いわゆるロードツーリングバイクと言える。実際、フォークのパイプの厚さやタイヤのクリアランスをとってもこのバイクが二台の中間にあることがわかる。

コミュート(通勤)や日々の買い物や休日のお出かけ、はたまた荒野を旅することもできるオールラウンドなバイク。チェーンステーが長く、広めのホイールベース(前後ホイール間)はフラフラせず安定性が高く、ゆるめのシートチューブ角も快適な乗り心地。ハンドリングも軽快。先が細めでカーブしたフォークも路上の凸凹をエレガントな佇まいでいなしてくれる。荷物を積んだり、ラフな道を下った際にもRivendellのタフで安定感のある走りの系譜を感じてもらえるはず。

タイヤは黎明期のMTBについていたようなものよりも太い50mm(約2インチ)のものをフェンダーとともに履くことができる。フェンダーなしだと最大55mmまで。各所にダボ穴を装備し、荷物を積むためのラック・キャリアなどを搭載可能。乗る者のオーダーにスマートかつ、従順に応えてくれる。

もちろんRivの伝統を受け継ぐフレーム・フォーククラウンのラグデザイン。マーケット、決められたジャンル、ましてやスピードメーターに囚われることなく、永く乗り続けることができる思想は他のフレームと同様。

ちなみに、フレームデカールの手書き風「Joe」は、Rivendellのボス Grantさんの娘さんの書いたものだそう。

Color

Ana Purple, Sergio Green

Size

・46cm
股下(参考値): 76-80.5cm / ホイールサイズ : 650b
・51cm
股下(参考値): 80-84cm / ホイールサイズ : 650b
・54cm
股下(参考値): 84-88cm / ホイールサイズ : 700c
・57cm
股下(参考値): 87-91cm / ホイールサイズ : 700c
・60cm
股下(参考値): 90-96cm / ホイールサイズ : 700c

Accessories

フレームセットにはヘッドセット、BBが付属

Geometry

サイズ
Frame Size
46 51 54 57 60
トップチューブレングス *ホリゾンタル換算 (センター - センター) (mm)
Toptube Length
565 575 598 625 640
ヘッドアングル
Headtube Angle
69° 70° 70° 70° 70°
チェーンステー長 (mm)
Chainstay Length
515 520 525 530 535
BB下がり (mm)
BB Drop
67 66 78 78 78
シートチューブアングル
Seattube Angle
71.5 71.5 71.5 71.5 71.5
スタンドオーバーハイト (cm)
Stand Over Height
74.1 79.0 82.7 85.7 88.7
ホイールサイズ
Wheel Size
650b 650b 700c 700c 700c
最大タイヤクリアランス(mm)
Max Tire
55 55 55 55 55

Takuma's Review

自分は自他共に認めるトラックバイク生まれトラックバイク育ちで、所有するバイクもアクティブなバイクばかりなのですが、そんなイメージとは真逆の世界観のRivendellのバイク。
掘ってくうちにその時々で欲しいモデルがコロコロ変わっていくのですが、山に行ってライドがしたいと思っていたので、Rivが定義する山に行けるバイク”Hillibike”になりうるモデルで、かつ普段使いができれば。という希望の元、最終的にはCLEMかJOEで迷うことに。
相当悩んだのですが、JOEの方がHillibike寄りのオールラウンダーなので、Rivのまったりゆっくりな世界観も感じられつつ、山は勿論荷物を積んだ長距離ツーリングも好きな自分にはCLEMよりアクティブに乗れそうなJOEが合ってそうだな、というのとこれにめちゃくちゃ喰らったのも決め手に。
まず乗ってみて感じたのが、想像以上によく走る!Rivのバイクはどれもまったり系だと思ってたので、スピードにはあまり期待せずこれはこれでゆっくり走るバイクとして割り切ろうと思ってたのですが、踏めばしなやかに加速して気持ちよく走ってくれます。
スピードを出そうと思えば出せるけど、まったり走りたい時はRivらしく優しい乗り心地で受け止めてくれます。このバランス感がオールラウンダーたる所以、非常に良いです。
最大の特徴とも言える長いチェーンステーのおかげで踏ん張りがきくので、普通は無理そうな激坂でも足をつかずにグングン登れる!自分で走りながら”こんなとこも登れるんかい!”となるレベルでした。下りもロングなホイールベースのおかげで終始安定。手持ちのBomboraとはまた違ったニュアンスで山が楽しいバイクになりました。 [タクマ/メカニック]

Tanifun's Review

僕のAppaloosa!とっても気に入っている。モノがたくさん積めていつでも手ぶらで、夏はビーサンでフラフラ乗り回せるバイク。

手に入れるに至った経緯はいろいろあるのですが、現在のメインバイクA.HOMER HILSENに比べて、
「たくさん荷物を積めること」
「キャンプライドで使えること」
「オフロード用ではなくオンロード用のバイクにしたい」
(通勤もキャンプライドもほとんど舗装路だしね)
っていうのが組む前に結界に付与した術式効果でした。

ROADINI、HOMER、SAMよりも重くてどっしりなAppaloosa。荷物を運んだり、オンロードもオフロードも走れたり、街乗り普段乗りも、キャンプも、グラベル遊びも、本当になんでもできる、まさに「ALL-ROUNDER」のその名の通り。僕の新たな相棒バイク。[谷ファン/メカニック]

Max's Review

見た事の無いジオメトリー(フレームの設計)が強く目を引きました。これはどういう事だろう。 早速、説明文を読み、規格を確認しました。結果、ツーリングも通勤もできるマウンテンバイクが欲しいと思い続けていた自分にとってこのフレームは打って付けでした。

MTBパーツで構成できる設計は理想のギア比と耐久性を得られ、太いタイヤサイズを許容してくれるのも理想的なトラクションとスピードを得る事ができる。 これだけならただのMTBですが、このフレームは長時間跨っていれるしなやかな乗り心地と荷重を受け止めた時にもたつかないニュートラルなハンドリングを持ち合わせてる。
リアバックの長さは安定感と伸びのある直進性、登り坂での掛かりの良さを与えてくれます。 トップチューブは見た目ほど長くなく、ドロップハンドルでもバックスイープしたハンドルでもなんでもござれ。さらにはフェンダーもラックも付けられる。 Sam HillborneとHunqapillarの間の子とは正に。ロードツーリングとMTBツーリングの要素がバランス良く掛け合わされていて、自分にとって最高のエブリデーバイクになると思いました。

Rivらしいヘッドバッチとデカールはもちろん、オリジナルのフォーククラウンやラグの洒落っ気と愛嬌があるデザインはこれだけで物欲を刺激されるし、実際に乗っていて気分が上がります。
創設者グラントさんの著書の中に「自己表現のための道具」というのがあります。このクセの強いフレームをどう組み付けて、どう自分らしく乗り込み、汚していくかが楽しみです。[マックス/縫製]

Supply's Review

全体を見渡した時の印象、フレーム後ろ半分が長く伸びた姿はClemの様なゆったりとした乗り味、安定感を連想させますが実際にはかなりSam寄り。ロードバイク程ではありませんが純粋に「スピードの出せるバイク」だと感じます。
またタイヤとフレームの間隔を大きく取ることで、Clemの様な太いタイヤとフルフェンダーの組み合わせが試せます。個人的にはこれが最大のネックでした。1.65〜1.75インチのタイヤとフェンダーを装着した時に生まれる黄金バランスにぶっ飛ばされ購入を決意。
そしてさらに最大大のネックとなったのがフレームのサイズ設定。僕がこれまで憧れのリヴェンデルに乗れなかった理由はここにあります。Sam(51サイズ)の場合、自分の考える組み方を実現するにはトップが短すぎるし、Clem(52サイズ)では長過ぎる。Appaloosaの図面を見た瞬間飛びつきました。

まさにサイズ的にも中間の存在。ちなみに僕の身長は172cm、お世辞にも長いとは言えない股下です。是非参考にして下さい。[サプライ/オンラインストア]

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