EVASION

¥242,000 (フレーム&フォーク)

SIZE :S / M / XM / L

COLOR : Matte Clear / Pastel Speckle'd Black

CRUSTのファーストプロダクトであり、「これぞCRUST」な独創的バイク。

CRUSTの中では最もヘビーツーリングに対応した構成。腰下部分がしっかりとしていて剛性感が強く、たくさん荷物を積むこととBMXライクな乱暴な乗り方にも対応したいという作り手の気概が感じられます。

ツーリングバイクによくあるのがホイールベース長めの設計ですが、そんなの無視で極太タイヤでなるべく短くクイックな操作感にしているところが自由でMr.Mattらしい。
おかげで見た目以上に俊敏なのも使いやすい。

積載なしでアクティブにライドに出かけるのもよし、フル積載でツーリングもアリ、シングルスピードで近所でひょいっと乗るのもあり、な何でもアリ。
BMXライダーが作ったツーリングバイクだと強く感じます。

※ Sサイズは通常モデルとステップスルーの2展開

Specs
- ヘッド:1 1/8"アヘッド
- シートポスト径:27.2mm
- フロントエンド幅:100 × 12mm thru
- リアエンド幅:142 × 12mm thru
- BB規格:JIS(73mm)
- ブレーキ:ディスク
- ホイールサイズ:26"×3" 〜 27.5"x2.8" (29"x2.0")
- 素材:クロモリ

Wentz's Evasion

他のスタッフからなんで今EVASIONなの?とか聞かれると恥ずかしいのですが、結局組んで乗ってみたかったから。
僕が好きな”組むのが楽しい自転車”だと思ったし、正解≒選択肢がいくつもある自転車、そしてどこかCROSS CHECKに似てる。

今回も僕のムフフポイントはいくつかありますが、全部解説するのも野暮なんでそこは許してください。
そこまで言っておいて、気に入っているのはTHOMSONのステムとシートポストでこれは性能とか見た目じゃなくて、アルゼンチンで使ってたから。たまにはそんなエモいことも言ってみたいし、こうゆう性能じゃない愛着があるので僕は極力持ってるパーツで自転車を組もうとします。

でもリムは今回シルバーの良さげなのが入荷してたんで試してみました。USAデカールが◎新しくリムの選択肢に加わったASTRAL、覚えておいてください。イイくさいです。あと単純にCRUSTやっぱかっこいいですね。
read more

Colonel's Evasion

まず初めにEvasionの読み方は「エバージョン」ではなくて「イヴェジョン」です。いいですか皆さん?ここテストにでますからね。(うざ)

The Satanic Rando/ザ・サタニック・ランドー (悪魔のランドナー)で知られているバイクですが…まずは、Evasionの意味を見ていきましょう。”Evasion”には「回避」や「逃避」などの意味があります。名前の意味がわかると、なんとなくどういうバイクかわかりますよね。世の中のさまざまな「たわ言」を回避するためのバイクなんです。頭を空にして、こいつにまたがり、大自然に向かって漕ぐ。このご時世にもってこいなバイクなんですね。

僕が初めてこのフレームを見たのは入社してまもない頃、先輩スタッフがマイバイクとして組んでいた時でした。その先輩はピストでもゴリゴリトリックをやる人で、その人のビルドも短いBMXステムにライザーバーといった構成だったので ”そういうバイク” だと思い込んでいました。
時が経つにつれ、Evasionが旅バイクとして作られたことも知ったし、自転車で未舗装路を走ることの楽しさや、自転車に荷物を積んで旅に出ることの楽しさも学び、自転車の沼にどっぷり浸かりはじめた頃に、Swift Campout 2022に参加する機会が舞い降りてきました。
そして同タイミングで僕が乗るブルーイッシュグレー色のEvasionも入ってきて、運命を感じて4台目のバイクとしてゲットしました。

組み上がって、さあバイクラックから降ろそう。と持ち上げた時に感じたずっしり感は衝撃でした。そういえば、金子さんがフォークが異様に重いと言っていたっけか。
重いけどその分めちゃくちゃ頑丈なのが伝わってくるし、荷物をたくさん積んだ時の安心感も半端ない。それに加えて、BBの位置も低いおかげで、バッコバコ荷物を積んでも安定するし、BBが低いからと言ってめちゃ遅いってわけでもないし(速くもない)、乗りやすい。
積載が得意なバイクであると同時に乗っていてなんだか楽しいバイクです。何かしでかしたくなるというか…ウィリーもバニーホップもできないけど、ちょっとヤンチャなことをしたい気持ちが、どこからかと込み上げてきます。これはきっとBMX上がりのMattさんが、「旅の途中でも飽きないように」と吹き込んだマジックだと勝手に解釈しています。
トップが短くてドロップバーで組むのがセオリーだけど、僕は程よくsweepしていて、程よくライズしている、コミューターチックなScycip Designs x NittoのJJJ Barをチョイス。コミュートでも乗りたいし、旅に出てもあまり疲れなさそうなセットアップで。
組み方に正解なんてないけど、僕個人的にはEveryday仕様なEvasionが好きだし、皆さんにも試してもらいたいです。
read more

Ming-ming's Evasion

CRUSTそしてブランド初めてのフレームであるEvasionについて理解が深まった今、再度ご紹介したいと思い文章を更新してもらいました。

スケボーやBMXカンパニーのようにシグネチャーモデルが多数存在するのがCRUST BIKESの面白いところですが、EvasionはオーナーMattさんがSURLYに乗りながら、もっとこうしたいああしたいを形にしたフレームなので、いわばMattさん初のシグネチャーモデル。
ファーストEvasionから10年が経つ間には、グラベルバイクというジャンルが確立したり、ハードコアダートツアラー的なバイクが増えたりしましたが、Evasionはまさにオリジナル。
そして幾度とない仕様変更を経て、原点にして頂点と言っても過言ではないレベルでとても素晴らしい設計をなされたフレームだと思います。
26x3.0" / 27.5x2.8" / 29x2.0" とホイールは3サイズコンパーチブルで、ドロップもライザーもプロムナードも、オルタナティブなハンドルでも見た目も機能も損なわずに似合ってしまう。ラックやフェンダーももちろんですし、非日常はもちろんのこと日常を支えるバイクとしてもとてもポテンシャルが高く、アドベンチャー寄りで汎用性がとても高いフレームです。
乗り味はダートツーリングバイクとはいえ反応良く動くよう設計されていて、見た目と裏腹に意外と俊敏に走ってくれるのがとても好きなところです。重くてずっしりで乗り心地も・・なんてこと一歳ありません。
機能面だけでなくて、毎回変わるフレームカラーやデザイン、オーセンティックな二重肩のベントフォークを採用していたりとルックス込みで本当に大好きなバイクです。
僕のEvasionはというと、26+にライザーバーで遊んだりしていたこともありましたが、Trail140を手に入れてからEvasionの方は「ザ・」なダートツーリングバイクに落ち着きました。
スペシャルなペイントはもちろん、COOK PAINTWORKS今野さんによるもの!昔のEvasionにあったカラー、GTオマージュのテキーラサンライズをサンプルに、上下フェードに上からラップペイントを施していただきました。

サイズはXMと悩みLを選択して、おおらかにバイクパッキングを楽しむバイクとして乗っています。CRUSTはサイズ選びが難しいところではありますが、お客様の乗りたい/組みたい像により変化するところなので、ぜひご相談ください。 迷ったら小さいサイズ、というのはCRUSTにおいては違うと思っていて、しっかりとしたグラベルやトレイルを走りたい&スピードを求めないのであれば大きいサイズを選ぶととても楽しいです。 荷物パンパンでバイクパッキングしても、とても頑丈でしっかりしたフレームなので、フられにくく安心して乗り回すことができます。 OMM LITE/BIKEで乗った際にはバイクバッグは控えめにして車重を軽くして挑みましたが、ある程度スピードを求められるような環境にもバッチリ。よりスピードを求める方にはカーボンフォークというオプションも待っています。(気になる。Evasion LiteではなくEvasion Lite-ish とはいえ数年後にはまた違う形になっていそう。乗り方や思考や環境が変わっても、組み替えたりカスタムしたりで基本的に対応できてしまうし、その過程がずっと楽しいと思える、そんなバイクだと思います!それも根本にあるSURLYのCrossCheckがゆえでしょう。
みんなEvasionに乗りましょう!
read more

BUILT by BLUE LUG

EVASION in the wild
GEOMETRY
サイズ Step thru S M XM L
トップチューブレングス
(ホリゾンタル換算 C - C)
520 520 540 560 580
シートチューブレングス
(C - T)
466 466 499 540 573
ヘッドチューブアングル 69.5° 69.5° 70° 71° 71°
シートチューブアングル 74.5° 74.5° 74° 73° 73°
スタック 537 537 553 576 599
リーチ 367 367 377 382 395
チェーンステー長 431 431 431 431 431
BB下がり 64 64 64 64 64
スタンドオーバー 695 750 777 806 835
レイク 45 45 45 45 45
トレイル 85 85 85 85 85
ホイールベース 1018 1018 1030 1032 1053
タイヤクリアランス(最大) 26"×3" / 27.5"x2.8" / 29x2.0" 26"×3" / 27.5"x2.8" / 29x2.0" 26"×3" / 27.5"x2.8" / 29x2.0" 26"×3" / 27.5"x2.8" / 29x2.0" 26"×3" / 27.5"x2.8" / 29x2.0"

SHOPS