ブランドがスタートした時からラインナップされているAFFINITYのルーツといえるモデル。
ニューヨークはメッセンジャーが駆け巡る街であり、自転車にとっては世界でもっとも過酷なストリートと言える。AFFINITYはそんな過酷な街を日々走り続けるメッセンジャー達と常に密接な関係を保ち、フレームのテストを彼らと共に行うことでLO PROを交通過密都市で最高のパフォーマンスを発揮するフレームへと磨き上げた。
前回のロットからヘッドセットが1 1/8 オーバーサイズに変更。
タイヤクリアランスは最大35cとなり、組み方の自由度やパーツチョイス、そして走りの幅も格段に広がりました。
- PRICE
- ¥132,000 (税込 / フレーム&フォーク)
- COLOR
- COGNAC BROWN (japan limited color)
IRDESCENT GREY
KEIRIN SPARKLE BLACK
- SIZE
- S, M, L
サイズ | S (身長162cm~) |
M (身長172cm~) |
L (身長180cm〜) |
---|---|---|---|
シートチューブ長(CC) | 530 | 570 | 605 |
トップチューブ長 (CC) |
505 | 530 | 565 |
ヘッドチューブ長 | 100 | 115 | 112 |
チェーンステー長 | 405 | 405 | 405 |
ヘッドアングル | 70° | 72.5° | 73.5° |
シートアングル | 75.5° | 75° | 75.5° |
フォークオフセット | 35 | 35 | 35 |
※適正身長はあくまで目安であり個人差があります。
REVIEW
タクマ
Blue Lug 幡ヶ谷店メカニック
168cm size:M
トラックバイクは複数台所有していますが、一番お気に入り。こいつと一緒にストリートで育ってきました。loproに惹かれたキッカケは、何と言ってもその唯一無二のフォルム。強烈なパシュートフォルム、攻撃的なストレートフォーク。パシュートジオメトリを採用した非レースニュアンスのトラックバイクではloproが原点であり、頂点では無いかと思っています。MASH SFライダーのMatt Reyesが乗っていたloproにも相当影響を受けました。
今乗っているloproは実は二台目のloproで、一台目のloproはトラックロクロスのレースで転倒してパイプが曲がってしまい乗れなくなったのですが、どうしてもまた乗りたくて、たまたま手放そうとしていた友人から譲ってもらいました。一台目も含めもう4年位loproに乗っています。
見た目ばかり褒めてましたが、乗り味の良さや用途が広い所もお気に入りのポイントです。アグレッシブ・ソリッドという言葉が似合う爽快なハンドリング。踏めばグンと前に進む反応の良さ。街を颯爽と駆け抜けるには最高の相棒です。ポジションがかなりしんどいんじゃ?と聞かれることもありますが、標準的なトラックバイクのそれとあまり変わらず乗れます。
やる気さえあれば、ロングライドもレースも出来るフレーム。僕はloproにバイクバッグを取り付けてロングライドに行ったりしています。ストリートな見た目なのにバイクバッグが付いてる見た目のギャップがなんだか好み。いつもと違う愛車の姿にグッときます。#trackpacking のムーブメントそろそろこないかな?いつかシングルギアオンリーのキャンプライドなんて挑戦してみたい。街乗りやライドオンリーでも勿論良いのだけれど、エイっと勇気を出してレースに挑戦すると、新たな楽しみが見つかるかも知れないです。
僕とloproの歴史は、僕のトラックロクロスの歴史と同義。初代loproを組んですぐに山梨で開催されたトラックロクロス世界選手権(TXWC)でトラクロデビュー。そこから毎年のようにトラクロのレースに参加し続けています。固定ギアで荒れた路面を攻略するのがとにかくスリリングかつエキサイティングで楽しい!最近はレース会場を飛び出し、”MFX”=Mountain Fixedgear X(cross)と銘打って、固定ギアで林道やグラベルに走りに行くムーブメントが仲間周りで起こってます。
僕のloproは旧モデルなのでクリアランスはギリギリ、ヘッドは1'でフォークカスタムしようにも選択肢がほぼ無いけど、現行モデルは35cまで入るし、ヘッドも一般的なOSサイズになってタイヤもフォークもカスタムの選択肢がかなり増えたので、トラクロは勿論様々なカスタムに挑戦しやすいのではないかと思います。自分にとってloproは唯一無二な個性を持った最高のトラックフレームです。