こんにちは。
上馬店より一周です。
この事態もすこし緩和されてきて、ご依頼頂くバイク達もアクティブなものが少しずつ増えてきているように感じます。
今回のバイクチェックは正に、な2台を。
CROSS x CHECK (50)
SURLYのアドヴェンチャーハンドルmoloko barをベースにCxCを。
先日のウエンツさんのブログにもあった万能バイクとしての振り幅の広さを生かしてアクティヴなバイクへと。
ディスクブレーキのアドヴェンチャーバイクがスタンダードになりつつある昨今、リムブレーキでこのニュアンスの組み方がフレッシュ!
もともとカキンカキンのアルミのトラックバイクに乗られていたオーナーさま、
ビュンビュンな乗り味も良かったけれど246の荒れた路肩やちょっとした段差でウッとなるのがどうも気になっていたようで、「もう少しマイペースに、荷物も載せれて、太いタイヤ、ギア付き」というキーワード。
トラックバイクに乗っていく内に好みや用途、自転車との付き合い方楽しみ方がだんだん見えてきて、実はこのバイクは自分に合っていないんじゃないか?という結論に至った今回の経緯を踏まえて、
この先の5年10年もっと先、末長く付き合っていけるように様々なスタイルで楽しむことができるCxCを選んで頂きました。無限味変バイク。
ステム、シートポストはトラックバイクの時と同じくTHOMSONで。
セットバックのポストにBROOKSのレザーサドル。
ご本人は意識されていませんでしたがアメリカ本国のCxC乗りを思わせる組み合わせ。ツボ。
余談ですが上記の組み合わせのバイクを見るといつもこの動画が頭の中に浮かびます。
こんな環境でアドヴェンチャーするのがここ最近の目標です。
サンドベージュのフレームカラーに生えるタンサイドのWTBタイヤ。
トラックバイクの時の倍(!)の太さのヴォリュームタイヤ、今まで気にしながら走っていた段差や凹凸も気になりません。モリモリ乗り越えてくれます。
細タイヤで早く走る楽しさも良いですがバインバインなタイヤでゆっくり走る新境地を体感して頂きたく。
路面の状況は意識の外へ。今まで気を向けられなかった美味しい楽しい面白いものに気が向けられるこころの余裕ができます。
回転部分も抜かりなく。ちょっと珍しいレッドアルマイトのPhilwoodハブを。
現行のProモデルとは異なる、よりタフなClassicモデル。フレームと一緒に永く足回りを支えてくれるかと。
納車時にこれからの季節に備えてパニアバッグを導入して頂きました。
これまではリュック背負ってトラックバイクに乗っていらしたそうなので汗ビチャとはオサラバ、
快適且つこれまでの急ぎ足な楽しみ方から趣向を変えて、ご自身の歩調でバイクライフを楽しんで頂けるかと思います。
karate monkey (S)
お次はビッシビシのMTB、空手猿を。
27.5インチホイールで組むことが多いですが、オーナーさまのご希望で29erビルド。デカイ!
HUNTERハイライズにOURYグリップ、この組み合わせ大好きです。
ドロッパーシートポストも投入。ハイテクなものに心惹かれるのは男のサ・ガですよね。
トレイルや林道ライド、バイクパッキングも楽しみたいし、ドロップハンドルにも変えてみたい!というよくばりなオーナーさんの要望を全て満たす空手猿。
ピュアMTBには付いていない多くのダボ穴を駆使してキャリアの増設もできますし、
先日のyoutube liveでも少し話題に上がりましたがHONJOのフルフェンダー付けるなんてことも実は可能です。
ドロップハンドル組みの極太タイヤでモンスタークロスとして組んでも面白そう。
ダートでアクティブに遊ぶとなったら可能性の塊みたいなバイクですね。
そしてこちらもタンサイドのteravailタイヤ。
27.5サイズだけでなく。29er用もひっそりご用意御座います。
グラベル寄りの控えめノブが舗装路での足取りに一役買ってくれます。
ゴツゴツタイヤもとっても格好良いんですけどね。
ロマンを追い求めたくなりますがやっぱり持て余しがちなので。ステイリアル。
タイヤとフレームが前述のクロスチェックと色味がなんか似てるな〜なんて思うかもしれませんが、鋭い。
2台ともオーナーさまのサンプル元が一緒なんです。
こちら。上馬店に鎮座する展示車CROSS CHECK氏(54)。
背景色の関係でフレームカラー明るく見えますが上記2台と一緒です。
カラー問わずパーツの色味はシルバー推しがちな自分ですが、
ブラックパーツの馴染みがやたら良いです。マッハシルバーに続く新たな定番カラーの予感?
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう