新年あけましておめでとうございます。
「あけおめ」っていつまで許されるのか毎年始困ります。
月半ばまでなら有効範囲なんでしょうか。どなたかご存知ないですか?
上馬店より一周です。
今回のバイクチェックは年末に組ませて頂いたSURLY3台。
年を越してお披露目です。
SURLY ECR (S)
ダートツアラーとして設計されたECRを街乗りスタイルへ。
シングルギア、フェンダー、ポーターラックと珍しくコミューターバイクとしての出で立ち。新鮮です。
同ブランドの首位打者stragglerでも同じことが可能ですが、今回は後ろ下がりのMTBライクなフレームに惹かれてECRでの街乗りビルドに踏み切りました。
ハンドルはMOLOKO BAR + VOのポーターラック。
アドベンチャー × コミューター、MIX感。
このフェンダー、sim honjoのFLAT。
これ発売当初からずっと好きです。
ノブ付きタイヤと組み合わせた時のサイドビューといったら。
もっと太いタイヤと組み合わせても良いんだけれど、今回はシングルギアというのもの踏まえて少し細身のものに。
ロードに昔乗られていて自転車はご無沙汰とのことだったので一先ず転がり重視、勘を取り戻したら次はワイドタイヤのご予定。
そして今は無きターコイズカラーのKINGのヘッド、BB。
に合わせてsalsaのシートクランプを。地味にクランプのターコイズも廃盤カラー。
上馬店に潜む「実はありました」系パーツ。
そんなパーツが上馬店は点在しているのでお越しの際は隅の隅まで掘ることをおすすめします。
毎日の通勤にポーターラックにバッグをバサッと乗せて使われるそう。
後々ギアードにして荷物を乗せてツーリングも!なんてことも仰っていたのでその用途でも調子良く使えるように、
ギアードにスムーズに移行出来て且つタフめなパーツ達で質実剛健な1台に組み上げさせて頂きました。
お次は、
DISC TRUCKER (54)
キャンプ好きのオーナー様にDISC TRUCKERを。
ご友人の方がバイクキャンプにハマったのをきっかけにお誘い合わせの上ミーティング。
ライトな感じよりかはがっつりしっかり荷物を沢山乗せたい!とのご要望だったので荷物を乗せても安定感抜群のDISC Tにて。
パーツを詰めていく中でまず初めに決まったのはハンドル。
クルーザー、ダート、というキーワードからHUNTER HIGH RISE。
ステム、ブレーキ周りは合わせてPaul。
PaulとHUNTER、密接な繋がりのメイカー同士のパーツで合わせた時のバチッとハマるこの感じ。
なんなんですかね?
ちなみにカラー元ネタはtomii fat canvasのアボカド。
ご友人のstragglerは同じくtomii canvasの抹茶グリーンだったりします。
無意識に元ネタが近い!
自然が好きな方は緑系選びがちですね。自分もこの色大好きです。
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納車時にキャリアも増設して頂いて完成形はこんな感じに。
初回のバイクキャンプではいくらか苦しみながら(笑)もとても楽しんで頂いていたご様子!
はいラストー
CROSS x CHECK (50)
こちらは店頭展示車として組んだCxC。
もし自分が今手持ちの自転車を全て目の前でスクラップにされて、
ショックで記憶を失くした状態でクロスチェックに乗らせるならこうする。
というコンセプトで組みました。嘘です。後付けです。
組み上がったら結果的にそんな感じの1台になりました。
ギアが便利という記憶は無いのでシングルスピードで。見た目もシンプルで格好良い!
もちろんメンテナンスに関する記憶も無いのでトラブルは少ないシングルがよりベターであろうという判断。
都内を移動する分にはよっぽど困ることはないですし上り坂は頑張ってペダル踏んづけます。
ライトは携帯し忘れ、充電し忘れて出先で喰らうのが目に見えているのでダイナモライトにしておきました。
コルクグリップ、レザーサドル、タンサイドのタイヤ。
はじめて自転車を買った時に使いたかった個人的三種の神器を盛り込みました。
きっと気に入ってくれる筈。
でも正直ハンドルのB352は気に入ってくれなさそう。あとサドルのバネ。
最初は良さが分からなくて嫌がりそう。この2つは記憶を失くす前のエゴです。
乗っていくうちに調子良くて好きになるからしばらく我慢して欲しい。あわよくばそれきっかけで記憶を取り戻して欲しい。
ちなみにカラー元ネタは初めて買ったSURLY。
今は塗り直して全然違う色になっちゃったけれど、好きな色なので今野さんに懇願して塗ってもらいました。若干引いてました。
今年はこんな感じの色に髪を染めてみたいです。これは本当です。
今回はこの辺で。
2020年もBlueLug上馬店をよろしくお願いします。
いっしゅう